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長野ニュース

好機逃さぬ松商 長野大会4強出そろう

2007年07月26日

 25日は準々決勝の残り2試合があった。上田西―長野商は両校投手による投げ合いになり、上田西が1点差で逃げ勝った。松商学園は二ケタ安打を放ち、諏訪清陵を突き放した。これで出そろった4強。創造学園大付―松商学園、上田西―長野が激突する準決勝は、1日おいて27日に松本市野球場で行われる。

写真諏訪清陵―松商学園 4回裏松商学園1死二、三塁、丸山慎が中前に2点適時打を放つ。捕手小池=松本市野球場

 諏訪清陵に1点を返され、リードは2点差となった4回裏。1死二、三塁で松商学園の9番打者、丸山慎介君(3年)が打席に入った。

 カウント1―2でスクイズのサイン。バットにちょこんと当てて一塁線に転がしたが、ファウルになって失敗。

 続く5球目。「(主戦の)田中(憲太郎君)を楽にさせたい」。気持ちを切り替えた。甘い変化球をたたいてセンター前へ。2点適時打になった。

 捕手として田中投手をリードした。4回の失点は、内野安打と犠打で1死二塁とされた後に適時打を許した。田中君は動揺したのか、暴投と死球。1死一、二塁のピンチが続く。

 だが丸山慎君には、この日の田中投手のボールの勢いに自信があった。「よく走っていた」という直球を次打者に続け、3球三振に封じた。

 6回の1死二塁の場面でも、直球にスライダーやカーブを織り交ぜ、続く打者を右飛と三塁ゴロに打ち取った。計27個のアウトのうち、内野ゴロは15。低めを心がけた田中―丸山慎のバッテリーが許した安打は5本だけだった。

 丸山慎君は新チームになった昨秋からスランプが続いた。大会前、ひたすら素振りを繰り返してきた。今大会は2回戦の丸子修学館戦、3回戦の松本工戦で1安打ずつ。諏訪清陵戦は2回にも左前安打し、ようやく当たりが出始めた。

 4回裏のスクイズ失敗。全国最多、34回目の甲子園を目指すチームを率いる小尾淳美監督は「結果オーライだが、今大会は終盤にもつれることが多い。きちんと決めてほしかった」と手厳しい。一方で、「丸山は試合ごとに打撃がよくなっている」と、準決勝での活躍を期待した。


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