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長野ニュース

「頂点へ」96校が行進 長野大会開会式

2007年07月15日

 台風4号の影響で朝から小雨模様の松本市野球場。開会式は、鉛色の雨空を突き抜くように、大会歌のさわやかなソプラノ独唱と歯切れのいい選手宣誓が響き渡った。

写真松本市野球場で開かれた開会式。選手たちが勢ぞろいし、健闘を誓った=本社機から
写真整列した選手たち

 最初に選手が入場。昨夏優勝の松代を先頭に、中信、北信、東信、南信の順に各校が登場した。「イッチ、ニィー」のかけ声で約1600人が元気よく行進し、会場に詰めかけた4000人の高校生や保護者らから大きな拍手を受けた。

 大会歌独唱などの後、あいさつに立った山口利幸・県教育長は「(人数が)少ないチームも何とか参加してくれたことがうれしい。監督や先生たちが選手をここまで育ててくれたことに感謝しています」と話した。また、大会を後援する5市を代表し、菅谷昭・松本市長が「市制100周年の今年に松本市野球場が主会場になるのは、この上ない喜び」と語った。

 式を終え、春の選抜大会に出場して甲子園で1勝をあげた創造学園大付の仮屋将主将は「行進中は、1年の春からのことをいろいろ思い出した。今度こそ県を制覇して、夏の甲子園に行きたい」と闘志を燃やしていた。

 一時は部員が1人になった飯山照丘の土屋健太主将。「出場できないかと思ったけど、助っ人と(籔下享士)監督に本当に感謝している」とほっとした表情だった。

 開会前、球場入り口には多くの保護者らが列を作った。先頭に並んだのは松本蟻ケ崎の2年生、宮沢優生選手(17)の父、伸一さん(43)。「最後の夏を迎える3年生の保護者の方々のために」と、午前2時40分から入り口前に並んだ。

 「3年生には悔いの残らない、思い出に残る試合をしてほしい」

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