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京都外大西(京都)ニュース

外大西、再逆転ならず 攻守に全力あと一歩

2007年08月18日

 「あと一歩でした。でも、やり残したことはありません」。17日の3回戦。京都外大西は終盤、長崎日大に逆転され、あと1点届かなかった。選手らは悔しさを感じながら、最後まであきらめずにやれたことに満足し、甲子園を後にした。

写真京都外大西−長崎日大 5回表京都外大西2死満塁、本田は勝ち越しの遊撃内野安打を放つ=阪神甲子園球場で

 3点をリードされた5回終了後のグラウンド整備中。「こんなのはいつも通り。逆転できる」。京都外大西に、暗い雰囲気は全くなかった。

 すかさず6回、反撃開始。小牧が「守備位置が甘いと感じていた」一塁へのバント安打。続く都藤の左中間を抜ける二塁打で1点。2死三塁で、辻の三塁強襲安打で追加点をあげた。

 同点にはできなかったが、追い上げムードは消えなかった。7回、制球に苦しみ始めた長崎日大のエース浦口を攻め、無安打で同点に追いついた。8回には連打と四球などで2死満塁の好機で、5回途中から救援した本田が打席に入った。「打ってチームに貢献しよう」と直球を強振。内野安打となり、ついに勝ち越し点を手に入れた。

 その裏。捕手の田中は本田の球威が最初ほどないと感じていた。無死二塁の危機で、田中が好送球で走者をアウトにするなど、流れを引き寄せたかに見えた。しかし、2死二塁で甘い直球を痛打された。さらに左前安打を続けられて、逆転を許してしまった。

 9回表。選手らはあきらめなかった。浦口の球威が落ちていると、全員が感じていた。その通り、先頭打者の都藤が右前安打で出塁。浦口をマウンドから引きずりおろした。継投の投手が出てきてもひるむことなく、1死一、二塁と攻めた。

 最後は再登板した浦口に、辻が併殺に倒れた。「球が甘すぎて、力んでしまったかもしれません」と辻。2年ぶりのベスト8入りは果たせなかった。

 投げても4投手をつぎ込む総力戦。安達は得意のスライダーを投げ込み、三振でピンチを切り抜けた。白井は5回途中から中継ぎで登板。しかし、上位打線を抑えきれなかった。

 試合後、主将の本田は「仕方がない。思い切りできたから悔いはありません」。晴れ晴れとした表情に、涙はなかった。


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