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ここから本文エリア 八代東(熊本)ニュース 八代東、スタンドも「一体」 温かい声援と拍手2007年08月10日 34年ぶりに甲子園に戻ってきた八代東。三塁側アルプス席には地元の応援団に加え、卒業生や当時の選手たちが陣取った。大差をつけられてもあきらめない選手たちの懸命なプレーに、温かい声援と拍手が送られた。
三塁側アルプススタンドには、地元・八代市からの応援団や同校の関西同窓会、県人会メンバーら約1500人が集まった。 関西同窓会は総勢約150人。会長の田中邦博さん(64)は同校の元生徒会長だ。「ぜひ甲子園に来て」との思いから熊本大会決勝にも京都から駆けつけ、声援を送った。 同校が34年前に出場した時も、同会員として応援した。「当時のことはもう忘れました。初出場みたいなものなので、うれしくてたまりません」。晴れ舞台に立つ後輩たちに笑顔で声援を送った。
約70人の混成ブラスバンド隊が、真夏のスタンドに力強い音色を響かせた。 八代東の吹奏楽部員は30人。だが、「演奏で応援を盛り上げよう」と、八代市などの市民楽団や八代工高の生徒ら約40人が「助っ人」に集まった。八代東の吹奏楽部長の岡田美穂さん(16)は「たくさんの人が参加してくれて心強い」。 ブラスバンド隊は背中に「一音入魂」の文字が入った、おそろいのTシャツ姿。仕事や部活の練習があるため、そろって練習できたのは今月5日の2時間余りだけという。 それでも同部顧問の吉本彰子さん(40)は「息の合った演奏ができた。広いスタンドに音がよく響いていた」と話した。
この日は、73年夏に甲子園に出場したときのメンバー6人も後輩たちのプレーを見守った。34年前は延長11回の接戦の末、1回戦で敗れた。「何とか1回戦突破を」。それが今回の悲願だった。 当時、甲子園で一塁コーチを務めた福嶋正信さん(51)は今、東京都立小山台高の野球部監督。同校は今夏の東東京大会の5回戦で敗退した。「教え子を甲子園に連れていこうと思っていたら、先に母校が出場したので駆けつけました」 エースだった潮谷広義さん(51)は、噴き出す汗をタオルでぬぐいながら声を出し続けた。「応援してくれる人たちの苦労が分かった。選手より大変かも」と苦笑い。中盤以降は苦しい展開となったが、「何とか反撃してほしい」。8回に1点を返すと、後輩たちに拍手を送った。
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