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八代東(熊本)ニュース

熊本大会、68校「成長した夏」

2007年07月29日

 第89回全国高校野球選手権熊本大会が27日、幕を閉じた。幻の本塁打、シード校敗退の波乱、無安打無失点投球に、延長14回のサヨナラ試合……。68校の選手たちが輝いた17日間の夏の足跡を振り返る。

■幻の逆転満塁本塁打

 「アウトにならなければ勝ったかもしれない」。球磨工の水口選手は悔やんだ。15日の県営八代第1試合、3点を追う7回満塁の場面で、水口選手の打球は左翼フェンスを越えた。しかし、水口選手が一塁走者を追い抜き、記録は大会規定通り走者一掃の単打に。逆転満塁本塁打は幻に終わった。

■初戦敗退シード校涙

 第2シードのルーテル学院は、初戦で姿を消した。15日の藤崎台第2試合。八代高専を相手に、3回に打者一巡の猛攻を受けて4失点。流れをつかめず、反撃の機を失った。それでも、倉橋主将は「悔いはない」。

■2年生エースの快投

 城北の2年村方投手は1年時から先発。130キロ台後半の直球に2種類の変化球、マウンド度胸もあった。19日藤崎台第1試合、春の県大会準優勝の熊本を相手に達成した12奪三振での無安打無失点は99年以来、大会9人目の快挙。

■延長14回サヨナラ

 34年ぶりに優勝した八代東の鬼塚監督は「あの試合で成長した」と振り返る。22日の藤崎台第1試合。相手は、木下投手を中心とした矢部。9回土壇場で山下洋が走者一掃の三塁打を放って追いついた。抑えの白石が5回3分の1を持ちこたえ、延長14回、今村の適時打で決まった。3時間49分に及ぶ熱闘だった。

■熊本工4連覇ならず

 春の選抜大会4強の第1シード熊本工は26日の準決勝で九州学院と戦った。結果は1―5。熊本大会初の4連覇の夢は消えたが、林監督は「選手たちは選抜でよく頑張った。これまでの戦いを褒めてやらにゃいかん」と励ました。


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