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八代東(熊本)ニュース

八代東の夏、振り返る 成長「格好よかった」

2007年08月11日

 「1勝して校歌」という夢を追いかけ、34年ぶりに夏の甲子園に挑んだ八代東。初戦で涙をのむ結果になったが、熊本大会から積み上げた勝利の中で選手たちは成長した。「謙虚に生きろ」。最後の試合を終えた選手たちに、鬼塚博光監督はエールを送った。

写真試合後のミーティングで鬼塚監督の話を聞く選手たち=兵庫県神戸市で

 ◆成長

 熊本大会準々決勝の矢部戦は、チームの大きな財産になった。延長14回の激闘を終えた後、矢部の選手たちは準決勝、決勝と八代東の応援に駆けつけた。「あの試合で、僕たちは変わった」と石橋圭介主将は言う。八代東の選手たちは矢部の粘りに驚き、相手を応援する潔さを学んだ。

 ◆支え

 「粘りの八代東」は、多くの人を魅了した。9日の今治西戦は約1500人もの学校関係者や卒業生らが応援に駆けつけた。部員はマネジャーを含めて75人。ベンチ入りできなかった選手も声をからし、グラウンドの選手を励ました。大会を通して、選手たちは多くの人の支えを実感した。

 ◆贈る言葉

 鬼塚監督もチームの成長を実感した。試合に敗れた夜、宿舎で最後の言葉が選手に贈られた。

 「お前たちはたいが(とても)格好よかった。あこがれの舞台に立ったからこそ、謙虚に生きろ。OBとして学校に来たら、黙って草ば抜け。黙ってトンボかけろ。人間は実績じゃない。生き様だと思う。お前たちがここで野球をやったことはひそかな自信になる。(甲子園の経験を)そういう経験にしてもらいたい」


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