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ここから本文エリア 桐光学園(神奈川)ニュース 「粘りの桐光」みせた 延長11回、力尽きる2007年08月15日 選手が、スタンドが、最後まで信じた逆転の夢はかなわなかった。14日の2回戦、神奈川県代表の桐光学園は宮崎県代表の日南学園に延長11回の末、9―6で敗れた。3点リードされた延長10回に同点に追いつき、一昨年の「逆転の桐光」の再現なるかと思われたが、最後は日南学園の強打に屈した。それでも、試合の流れを読んだ好走塁や走者を着実に進める打撃、あきらめない強い精神力を甲子園の大舞台でも存分に発揮して、大観衆をわかせた。
◇ 先制したのは桐光学園だった。1回1死から筒井が四球を選び、政野が犠打で送る。上田は外角低めの直球を右翼線に運び、適時二塁打となった。4回には1死二塁から、西川が初球を思い切りよく振り抜き、中越え二塁打で加点した。 5回、好投していた先発の立木がつかまる。「調子はよくない」ながらも大きく割れるカーブを有効に使い4回まで無失点に抑えていたが、四球で走者を出し失策も絡んで1死一、二塁。この場面で大原に右前適時打を喫する。「行けるところまで行こう」と気持ちを切り替えるが、続く畑中への2球目が暴投となり同点を許した。この後、4番中本をカーブで三振に仕留め、丸山にマウンドを譲った。 丸山は強気の攻めで9回まで被安打2の好投。しかし、疲れの見えた延長10回、連続安打で無死一、二塁とされる。ここで大松は一塁前にバント。好守の一塁手・上田はダッシュよく打球を処理して三塁へ投げ、クロスプレーとなるがセーフ。二塁走者畑中のスタートの早さは、さすが甲子園常連校の走塁だった。 この後、西井の適時二塁打と暴投で3点を失うが、その裏打線も食らいついた。大石が左前安打、筒井も外角低めのスライダーを中前に運び1死一、二塁の好機。「次につなげる」ことだけを考えたという政野が外角スライダーを左前に適時打。さらに上田が左翼線に同点の二塁打。見事な粘りだった。 11回。丸山は早いカウントで打ってくる日南の上位打線からポンポンと2死を取った後、中本に1―1から投じた高め直球を、左越えに本塁打される。さらに3安打に失策もからみ3失点。その裏、2死一、三塁から筒井が適時打を放つが、最後は力尽きた。 |