ここから本文エリア

現在位置:高校野球>第89回選手権>岩手大会> 見どころ

岩手大会 見どころ

各ブロックの展望組み合わせ

2007年06月29日

▼第1ブロック 一関一・花巻東が軸

 3回戦で、春の東北大会を制した一関一と昨秋の県大会準優勝の花巻東の対戦も予想される組み合わせとなった。この2チームを軸に、春の県大会8強の大船渡や盛岡工などが加わった争いになりそうだ。

 一関一は春の県大会5試合3失点と投手力が光る。140キロ近い速球と鋭いスライダーが武器の県内屈指の右腕・新沼を擁し、2番手の菅原淳も成長。打線は小野寺勇、阿部寿を中心に力強い。

 花巻東は左腕伊藤厳、右下手の佐藤高らタイプの違う投手で継投。打線は強打者の3番関口だけでなく、下位まで長打力のある選手がそろう。

 大船渡は1番打者志田拓が出塁し、志田和らクリーンアップでかえす打線が身上。個々の選手の能力も高い。盛岡工は右の下手と横手を使い分ける好投手工藤真を擁する。打線が奮起すれば、勝機が見えてくる。そのほか、千厩、大槌、前沢など実力ある公立校がひしめき合う。

▼第2ブロック 2回戦で強豪激突も

 強豪一関学院と春の県大会3位の高田が、2回戦で早くも激突が予想される。江南義塾盛岡、一関二の勝機も小さくない。

 一関学院は、昨春のセンバツも経験した捕手下舘が攻撃と守備の要。昨夏のエース太田裕哉のような大型選手はいないが、まとまりがよく総合力は高い。高田は右横手の佐々木、左で安定感のある山田、右の速球派高橋とタイプの異なる投手をそろえた。課題の守備が安定すれば、チャンスを呼び込める。

 江南義塾盛岡は特待生問題で春の県大会を欠場したが、昨秋の県大会で8強。140キロ超の速球をもつ苗代沢、スライダーの切れる高橋優ら投手力が高く、守って確実に点を取りにいく。一関二は、長身から投げ下ろす本格派の岩渕武が上位進出の鍵を握る。強肩の捕手佐々木研を中心に守りは堅い。

 福岡、軽米の県北勢、沿岸の雄、宮古商、北上翔南も地力があり、上位を狙える。

▼第3ブロック 盛岡大付 抜きんでる

 昨秋の東北大会で8強の盛岡大付が、実力、経験ともに頭一つ抜きんでる。春の県大会4強の盛岡四が後を追う。

 盛岡大付の右下手の三浦翔は、春の県大会こそ疲れなどから打たれたが、緩急をつけた投球が持ち味で安定感がある。そつのない守り、左の強打者大釜を中心に下位まで穴のない打線など、総合力は高い。

 盛岡四の右横手在家は変化球がさえる。打たせてとる投球が特徴の中屋もおり、投手陣が厚い。内外野の守備は安定。バントを絡めた攻撃で着実に加点したい。

 西和賀は今年、創部以来初めて春の県大会に出場し、力をつけている。全員野球でどこまで勝ち進むかも注目される。釜石工は、昨秋の主戦小笠原浩がけがから復帰したのが好材料だ。

 制球のよい千葉、村上を擁する金ケ崎、昨秋県大会8強の水沢、球威のある菊地と変化球主体の貝柾で継投する岩泉も上位をうかがう。

▼第4ブロック 釜石と久慈、地元対決

 昨秋県大会優勝の盛岡中央、昨夏の覇者専大北上の2校が有力。勝ち進めば、準々決勝で戦うことになる。春の県大会8強の伊保内にも注目だ。

 盛岡中央は春の県大会も準優勝と実績は十分。右腕品川と左腕畠山はともに完投能力があるが、優勝へ向けては継投が鍵。捕手の赤坂が攻守ともに要となる。

 専大北上も、昨夏甲子園を経験した強肩の捕手、瀬川がチームの要だ。昨夏からレギュラーの2年中井がひと冬超えてパワーを増し、打線に厚みがでてきた。今年も守りの野球を目指し、箱崎、大和田ら多彩な投手陣で勝ち進む。試合不足が不安材料か。

 伊保内は全員が九戸中出身でまとまり、チームワークがよい。ミート重視の打撃でつなぐ野球を心がけ、強豪への挑戦に期待したい。

 釜石南と釜石商、久慈工と久慈東が2回戦で激突。同地区高の対決には、地元での注目が高まりそうだ。

大会展望

一関一、投打ともに強み

2007年06月14日

 13年ぶりの公立校優勝に期待が集まる。今春県大会、東北大会を制したのは県立の一関一。盛岡大付、盛岡中央、花巻東、専大北上など私立強豪校が加わり、混戦が予想される。

 一関一は春の県大会5試合3失点と投手力が光る。140キロ近い速球と鋭いスライダーが武器の県内屈指の右腕・新沼を擁し、2番手の菅原も成長。打線は小野寺勇、阿部を軸に力強い。

 盛岡大付は昨秋、東北大会で8強。右下手の三浦は春の県大会こそ調子を落として打たれたが、緩急をつけた投球が特徴。そつがない守り、下位まで穴のない打線など総合力は高い。

 盛岡中央は春の県大会で、主力選手の大半を欠きつつも準優勝。右腕品川と左腕畠山の継投が鍵を握る。昨夏の代表校・専大北上は今月1日、不祥事から再スタートを切った。昨夏とメンバーが大幅に替わるが、優勝も十分狙える。

このページのトップに戻る