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ここから本文エリア 星稜(石川)ニュース 星稜の復活に期待 変わる勢力図 石川大会2007年08月01日 石川大会は29日、星稜が9年ぶり15回目の優勝を果たして幕を閉じた。雨とともに開幕した今大会。最近5年間は金沢―遊学館の決勝だったが、準優勝の野々市明倫と初の4強入りした金沢東の活躍は、これまでの石川の勢力図を塗り替えた。今大会の戦いを振り返った。 星稜の復活 8年間選手権大会から遠ざかっていた星稜が、エース高木が投打で中心となり、見事復活を果たした。3回戦と準々決勝では先制されたが、足や犠打を絡めた機動力を生かした攻めで着実に勝ち上がった。甲子園で、あの伝統あるクリーム色のユニホーム姿でプレーする選手たちを見るのを楽しみにしている人も多いはずだ。石川代表として52校分の思いを胸に、さらなる飛躍を期待したい。 吹き荒れた明倫旋風 野々市明倫の勢いはすさまじかった。春の県大会は飯田に1回戦負け。大方の予想をくつがえし、好投手、優勝候補をけ散らして初の決勝進出を果たした。一つ勝つに連れて自信を増し、選手たちが常に笑顔を絶やさずプレーしていたのが印象的だった。準々決勝、準決勝と先制された試合を逆転勝利。点を取られたら取り返す粘り強さがあり、特に遊学館との準決勝は今大会の好試合の一つになった。 春の覇者は2年連続で暗雲 第1シードだった津幡が初戦となった羽咋工戦で2―3で敗れて姿を消した。昨夏も春の県大会で優勝した桜丘が初戦で敗れている。春の覇者というプレッシャーや、北信越大会出場後の調整の難しさがうかがえた。 能登勢も健闘 3月の能登半島地震で被害を受けた能登勢。門前は開幕試合で、初戦を突破。富来は強力打線で3回戦進出を果たし、輪島も2試合とも本塁打が飛び出した。残念ながら能登勢の8強はかなわなかったが、地震を跳ね返すような力強いプレーにスタンドからは大きな声援が送られた。 試合沸かせたヒーローたち 小松明峰の隻腕投手、中川がハンディにもめげず力投する姿は多くの人に感動を与えた。金沢の主軸、1年生の林は試合のたびに、適時打を放つ大活躍で球場を沸かせた。大会屈指の好投手と言われた北陸大谷の豊島、泉丘の木村は前半戦で敗れたものの、勝負強い強気の投球で三振を重ねた。=敬称略 |