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ここから本文エリア 石川ニュース 「届け元気」エールの一球 始球式2007年07月15日 甲子園を目指す選手たち、能登半島地震の被災者へのエールを込めた一球だった。石川大会史上初めてとなった女子生徒による始球式。富来のマネジャー藤田瑞希(みずき)さん(18)=3年=は“大役”を無事に果たすと「ストライクは決められなかったけど、うれしかった」と息を弾ませた。
午前11時40分、藤田さんの名前が場内放送されると、監督から借りた白い公式戦のユニホームでマウンドへ。真っ白なボールを右手に握ると、振りかぶり、捕手めがけて直球を投げ込んだ。ボールは打者の足元でワンバウンドしたが、観客席からは大きな歓声と拍手を浴び、笑顔を見せた。 富来中時代は吹奏楽部員。中学3年の時にテレビで見た、選手を支えるマネジャーの姿に感激した。進学後、野球部に入った。始球式の大役が決まると、毎晩投げ込み、祖父母から「楽に投げまっし」と送り出された。 3月の地震で自宅は瓦がずれ、天井が抜け落ちた。「盛り上がる良い大会になるようにと、被災した人たちが元気になるようにと、思いを込めました」 |