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ここから本文エリア 報徳学園(兵庫)ニュース スタンドから仲間に大声援 日和真也副主将2007年08月14日 「いいぞ、いいぞ」「行けコラ」。日和(ひより)真也・副主将(3年)はスタンドで声をからした。2年生エースの近田怜王君が7回に降板する展開に「責任感の強いやつなんで、『3年のために』と気負いすぎたのかも」と気遣った。
日和君は入学時、捕手として甲子園で活躍する自分をイメージしていた。しかし、2年になる直前の春休みに肩の関節を痛めて、1年間練習できなかった。結局、正選手から成る「Aチーム」の公式戦には出られず、控え選手らの「Bチーム」で汗を流した。部を辞めたいと思った時もある。それでも甲子園の夢を思い出し、考え直した。 新チームになった昨秋、チーム全体の副主将に任命された。「Aチーム、Bチーム双方のメンバーが耳を傾ける貴重な存在」(大角健二コーチ)と評価された。 兵庫大会直前にベンチ入りできなかった3年生を集めて、「こういうつらい時こそ、本当の人間の強さが出る。チームを支えよう」と語りかけた。自身もメンバー入りできずにショックだったが、「立場上、泣いてはいけない」と涙をこらえた。その晩、西宮市内の下宿に電話してきた父から、「ホンマによう頑張ったな」と言われて、初めて涙がこぼれた。 9回裏、泣きながら応援する部員も多かったが、涙なく声を張り上げ続けた。「最後まで信じて応援できた。この仲間とやれて良かった」 |