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ここから本文エリア 大垣日大(岐阜)ニュース 大垣日大、出し切った エース、恐れず内角攻め2007年08月21日 忘れられない敗戦から4カ月。エースに迷いはなかった。
大垣日大の右腕森田は1回から内角を攻めた。相手は今春の選抜決勝で逆転負けした常葉菊川。打線の破壊力は身に染みていた。だから、自分に課した。「長打を怖がって外角に投げるだけでは抑えられない」 内外角に直球とスライダーを投げ分け、4回まで被安打1。しかし余裕はない。「春よりも振りが鋭い。甘い球は投げられない」。見えない重圧がエースを追い込んでいた。 5回、異変を感じた。「腕を振ってもボールがいかない」。1死一塁。外す球が甘く入り、三塁打を打たれて同点。次打者にはスライダーを右前に運ばれ、勝ち越しを許した。2回戦で148キロを記録した直球も、この日は多くが130キロ台中盤から後半。3試合で400球近くを投げた疲労もあった。 高校入学後、投手へ転向。当時は「並の投手だった」(捕手の箕浦)が、選抜準優勝投手にまで成長した。今大会は投球フォームを修正して臨み、2試合連続で2けた三振を奪うなど甲子園をわかせた。「スッキリした気分。力は出し切った」。常葉菊川の校歌を聴きながら、森田は穏やかな笑みを浮かべた。 |