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ここから本文エリア 大垣日大(岐阜)ニュース 大垣日大、小技光る 白熱の岐阜大会2007年08月01日 65校が参加した第89回全国高校野球選手権岐阜大会(朝日新聞社、県高校野球連盟主催)は、大垣日大が初優勝し、春夏連続の甲子園出場を決めた。白熱した岐阜大会を振り返る。 今大会最も注目されたのは、春の選抜大会で準優勝した大垣日大がどこまで勝ち進むか、だった。昨春の選抜大会で4強に進んだ岐阜城北は、昨夏の岐阜大会4回戦で県岐阜商に敗退した。 しかし大垣日大は、初戦からコールド勝ちで3連勝。危なげなく勝ち進んだ。「事実上の決勝戦」とも言われた準々決勝の中京戦では、安打数は11で中京を1上回るだけ、連打も2回しかでなかったが、5犠打、5盗塁と小技を駆使。スクイズも2回決めて、試合巧者ぶりを発揮した。 その大垣日大を最も苦しめたのは、準決勝で対戦した関商工だった。前日にビデオを見ながら6時間のミーティングを行い、打者の傾向を徹底分析した。試合では、「阪口慶三監督のリズムを狂わせよう」を合言葉に、大垣日大が得意とする盗塁やスクイズへの警戒を強めた。大垣日大は盗塁、スクイズとも0、安打3、犠飛1に抑えられ、5回まで1―0でリードしていたものの、6回に主戦森田貴之君が3連打を浴び、1度は逆転された。 決勝は森田君と打線の調子が戻った。初回から安打、犠打、適時打と打者3人で1点。さらにスクイズで1点を挙げ、試合巧者らしい着実な攻撃で快勝した。試合後、阪口監督は「関商工戦の負け試合をとったことで、チームはよみがえった」と振り返った。 準優勝の岐阜総合は、決勝は3安打無得点に抑えられたが、大会中4試合は7回以降の決勝点でものにした。中津商戦では延長10回サヨナラ勝ちをおさめるなど、まとまりと粘り強さを見せた。 今大会は、大垣日大の右腕森田君、岐阜総合の左腕竹市真治君ら好投手の活躍が目立った。岐阜城北の伊藤準規君が清翔戦で無安打無失点、中津商も土屋貴稔君と新田成良君の継投で無安打無失点を達成した。斐太の中畑友太投手も海津明誠を4被安打で完封した。 この冬は降雪が少なかったからか、16強入りの斐太、益田清風を始めとする飛騨勢の活躍も目立った。全体的に波乱の少ない大会だったが、阪口監督は「勝負の世界は厳しい。強いチームが勝つのではなく、勝つチームが強い」と話している。 |