ここから本文エリア

聖光学院(福島)ニュース

1日1000スイング、朝の瞑想 好調打線 秘密あり

2007年08月15日

 第89回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)の1回戦で、聖光学院は今大会最多タイの18安打を放ち、岩国(山口)に打ち勝った。序盤の集中打でペースを握る福島大会からの必勝パターンに乗った形だ。

写真身ぶりをまじえて相手投手の対策を伝授する斎藤智也監督=兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で

 岩国戦で、聖光の先頭打者菅野修平(2年)らは、岩国の主戦高木康平(3年)の球が走っていないことに気づいた。「甘い球をすべて打ちにいく」と早いカウントで強振し、一気に攻略した。

 聖光打線は、福島大会から、序盤の集中打で勝負を決める試合が多かった。同大会6試合のうち5試合で初回先制。4回戦の福島戦、準決勝の東日大昌平戦では初回に4点を挙げている。

 立ち上がりから全力でプレーできる下地が聖光打線にはある。各選手は1日1000スイングを目標に毎日、バットを振り続けてきた。「変化球に手を出すな」「緩い球を徹底的に打て」など、相手投手に応じた監督の指示を忠実にこなしてきた。

 「試合に対する集中力がすごい」というのは高橋晋平主将(3年)。聖光ナインは、大阪入りしてから毎朝20分間、瞑想(めいそう)で精神を錬磨している。打撃練習中には、順番待ちの選手たちが打者を囲み、本番さながらの声援を飛ばす。「試合で緊張したことはない。初回からガンガン行ける」と菅野はいう。

 16日の青森山田の主戦石井裕大(3年)との対戦に、斎藤監督は「打線に積極性があるから結果を恐れずに果敢に攻めたい」。2年連続甲子園16強のチームを相手に、モットーの「下克上」を見せるには打線の活躍が欠かせない。


ここから広告です
広告終わり

このページのトップに戻る