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ここから本文エリア 聖光学院(福島)ニュース イケイケ、点火18安打 聖光学院2007年08月13日 「いい球は積極的に打っていけ」。試合前、聖光学院の斎藤監督が選手に与えた指示だ。その言葉どおりの攻撃を、選手たちは実践した。 1点を追う2回。先頭の黒羽が初球の直球を強振し、中越え二塁打を放つ。「制球のいい投手。甘い球は見逃せないと思った」。続く小関も初球を右前へ。スクイズ失敗もあったが、次打者の二ゴロで同点とした。 しかし、2死走者なし。打席に菅野。「自分は火の玉。ぼくが積極的にいかないとチームがのれない」。そう話す1番打者が、初球をファウルした後の直球をとらえる。右越え三塁打。島津はボールの変化球を見逃した後の2球目を引っ張った。遊撃内野安打で、勝ち越しに成功した。 積極的な打撃の裏には、冷静な分析と入念な準備があった。選手たちは岩国の試合のビデオを見て、右腕高木の縦の変化球に注目した。「手を出したら凡打になる」。打撃練習用マシンで高木の変化球に似た軌道を体験し、目を慣らした。 島津が言う。「練習のおかげで余裕を持ってボールを見極めることができた」。福島大会6試合で22三振と、もともと三振の少ない打線。この日は一つも喫しなかった。 積極性と慎重さを兼ね備えた攻撃で、今大会ここまで最多タイの18安打。華々しい勝ち方で福島勢20勝の節目を飾った。 |