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帝京(東東京)ニュース

帝京、夢破れる 延長13回、3連打で幕切れ

2007年08月20日

 本塁が果てしなく遠かった。大会第12日の19日、東東京代表の帝京は準々決勝で佐賀北(佐賀)と対戦、延長13回サヨナラ負けした。序盤に失点を重ね、一度は追いついたが、その後はリードを奪えない苦しい展開。再三の好守でピンチをしのぎ、終盤以降は毎回のように得点圏に走者を進めたが、あと一歩届かなかった。昨夏に続く準々決勝での敗退。95年以来となる全国制覇の夢は、次の代に託された。

写真帝京―佐賀北 4回表帝京1死一、三塁、長田は左中間に同点の2点適時二塁打を放つ。捕手市丸

 3時間を超す緊迫した熱戦。帝京は看板の強力打線が佐賀北の粘りに封じられ、延長13回に力尽きた。

 先発の高島祥平投手(2年)が2回で降板し、主導権を握られる苦しい展開。1―3と2点を追う4回1死一、三塁から長田進吾選手(3年)が「あの一打でチームは勢いづくと思った」という左中間二塁打で追いついた。

 だが、ここから両チームが好守でもりたて、ゼロ行進が続く。

 8回は2死から上原悠希二塁手(同)が中前に抜けそうな当たりを逆シングルで捕球。そのままグラブトスで杉谷拳士遊撃手(2年)に渡すと、一塁でアウト。「大会で使う場面が来ると思い、拳士と練習していた」と上原選手。ふだんの地道な練習が大舞台で生きた。

 延長に入ると、帝京が押し気味に試合を進める。10回は1死二、三塁、12回にも1死一、三塁の勝ち越しのチャンス。しかし、いずれもスクイズを相手投手にうまくさばかれ、本塁でタッチアウト。前田三夫監督は「もともとバントがうまいチームではないが、それが甘さとして出たのかもしれない」と振り返る。

 試合はあっけない幕切れを迎える。13回、ロングリリーフになった垣ケ原達也投手(3年)が、二ゴロと一邪飛で簡単に2死を取った。だが、直前の守りで大飛球をフェンスに激突しながら好捕した中堅手が左前安打で出塁。次打者も中前安打で一、二塁。ここで垣ケ原投手のこの日166球目を中前にはじき返されて二塁走者が生還、サヨナラ負けになった。

 安打は帝京12に対して佐賀北11、残塁は帝京13に佐賀北14。がっぷり四つに組んだ好ゲーム。スタンドからは両校の選手に大きな拍手が送られた。


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