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東東京ニュース

修徳無念、先制実らず 東東京大会決勝 

2007年08月02日

◇会心打生んだ「全員野球」 先制右越え本塁打の修徳4番・庄司輔主将

写真帝京―修徳 4回裏修徳無死、庄司は右越えに先制本塁打を放つ=神宮

 打つ直前に、舌をベロッと出す。無駄な力が抜けるのだという。4回裏、修徳の4番・庄司輔(たすく)主将(3年)は「とにかく塁に出るんだ」と打席に入った。狙いは直球一本。2球目、舌をベロッと出したその直後、内角に甘く入った直球をフルスイングした。

 真芯でとらえて手応えは十分。一歩踏み出したところで打球の行方を見つめると、右翼スタンド中段に突き刺さった。0―0の均衡を破る今大会3本目の本塁打。「これでチームの勢いがつけばいいなと思った」

 非凡な打撃センスで、この試合前までの打率は約6割。だが、本塁打を打つよりも「ただ、次へつなぐことしか考えてない」。相手は王者・帝京。ダイヤモンドを一周する時も、気を引き締めて回った。

 昨秋から主将になり、チーム全体のムードをいかに良くするのかを、常に考えるようになった。日替わりで主将を指名して練習を任せるなど工夫を重ね、全員野球で甲子園に行くのだという意識を徹底した。

 迎えたこの夏。チームは投打がかみ合って抜群の安定感を見せた。準決勝までの5試合で失点はわずか3点。自分たちのリズムを崩すことなく勝ち上がった。

 しかし、この日は6回に3安打4四死球と崩れた。一気に4点を奪われて試合が決まった。「自分がタイムをとって、帝京の流れを止めなければいけなかった」

 夏の大会を終え、プロ野球への志望届を出すのか、大学に進むか迷っている。「果たせなかった日本一を目指せるところでプレーしてみたい」。早くも次の目標を語った。


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