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ここから本文エリア 現在位置:高校野球> サーカスが歌う大会歌「栄冠は君に輝く」 |
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| 年 | 回 | 歌手 |
|---|---|---|
| 2006 | 88 | 夏川りみ |
| 2005 | 87 | 錦織健 |
| 2004 | 86 | MIYU(ZONE) |
| 2003 | 85 | 森山良子 |
| 2002 | 84 | 大友康平 |
| 2001 | 83 | 中島啓江 |
| 2000 | 82 | なし |
| 1999 | 81 | なし |
| 1998 | 80 | なし |
| 1997 | 79 | BORO |
戦後間もない1948年夏、旧制中学から新制高校に学制がかわった機会に、朝日新聞社が「全国高等学校野球大会の歌」を募集した。当選した故・加賀大介さんの歌詞に、作曲家の故・古関裕而さんが誰もいない甲子園球場のマウンドにたたずみ、この曲を作ったという。
作詞した加賀さんは、婚約者だった道子さんへのプレゼントとして、作者を「加賀道子」として応募した。作詞者は長い間そのままになっていたが、20年後の第50回大会の際、加賀さんが事情を明らかにしたエピソードがある。
曲は全国大会の毎試合の5回終了時、グランド整備の合間に、「高校野球ポスター原画コンクール」と「テレビCMキャッチフレーズ募集」の優秀作品がバックスクリーンに映し出されるときに、BGMとして流される。そのほか、朝日新聞の高校野球CMのBGMとしても流れる予定。
メンバーはスポーツ好きだ。30代の頃は「サーカスクラブ」というチームを組んで草野球をし、今も大リーグを見ては日本人選手を応援する。
3人姉弟は新聞記者の父のもとに育った。転勤が多く、九州、東京、北海道などと移り住んだ。「応援したい高校がいっぱいある」という。
「栄冠は君に輝く」の収録風景。左から叶高さん、叶正子さん、原順子さん、叶央介さん
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長女・正子さんが一番印象に残っているというのは、松山商(愛媛)と決勝再試合をした三沢(青森)の太田幸司投手。「同い年で、こんな人がいるのかと思って見ていた」という。昨夏の大会では「決勝で最後の打者になった田中将大投手(駒大苫小牧)。思いっきりの三振がとてもさわやかでした」。
原順子さんは、「高校野球は一生の思い出。一生に一度しかないその瞬間を大切に、楽しく試合をしてほしい」と球児にエールを送る。
「栄冠は君に輝く」が、初めて甲子園で披露されたのは1949年。歌詞は前年、全国公募され、曲は「阪神タイガースの歌」「オリンピック・マーチ」で知られる故・古関裕而さんが手がけた。最近の大会では錦織健さんや大友康平さん、夏川りみさんら有名歌手が歌ったが、いずれも独唱。コーラスは今回が初めてだ。「サーカス」により、マーチ風のイメージががらりと変わった。
1番の出だしは力みなく静かにゆっくりと。2、3番になるとテンポを速め、ソロとコーラスが交錯したり、バッキングハーモニーが加わったり。変化を持たせて徐々に盛り上げていく。
リーダーの高(たかし)さんは「力強いだけでは味気ないし、やさしく流れすぎてもつまらない。4人のハーモニーで、あたかも多くの人が応援しているような雰囲気がつくれた」と自信を見せる。
歌は甲子園の各試合、5回終了時に流される。朝日新聞の高校野球CMにも使われる。
央介(おうすけ)さんはいう。「野球はチームスポーツ。アルプススタンドで応援している人まで、みんな一丸となって戦っている。僕たちも4人のチームワークをこの歌に込めた。ぜひ聴いて下さい」