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ここから本文エリア 今治西(愛媛)ニュース 今治西応援団、26年ぶり8強に拍手2007年08月20日 よくやったぞ、西高――。準々決勝で敗れはしたが、昨夏と今春の甲子園では果たせなかった8強入りを26年ぶりに成し遂げた今治西の選手たちに、アルプススタンドの応援団から「お疲れさん」「ありがとう」というねぎらいと感謝の言葉、そして惜しみない拍手が送られた。
第1試合に延長13回で強豪帝京を破った、佐賀北からアルプス席を引き継いだ今治西応援団は「おれらも続くぞ!」と気勢を上げた。応援団長の藤井崇文君(17)は「連戦の疲れはあるでしょうが、このチームなら4強以上を目指せる。声の限りに応援します」。 この日のアルプスには約400人の生徒のほか、保護者や地元ファンらもバス20台で駆けつけた。 1回、熊代聖人君がファウルで粘った後の9球目に適時二塁打を放ち、1点を先取すると応援団は大興奮。昨夏、代打の切り札として甲子園を沸かせたOBの桑原大貴さん(19)は「スライダーにも食らいつくのが熊代。粘った結果の一打です」と後輩をたたえた。 ところが、4回、熊代君が、打順が2巡目に入った広陵打線につかまり、逆転を許した。 武内涼平君の父和久さん(45)は、思わず拳を握りしめた。拳を置いていたベージュのズボンには、汗で手の形の大きなシミができた。徐々に点差が広がる中、応援団は声をからして選手たちを鼓舞し続けた。 9回、福井貴明君が三振に倒れると、アルプスは悲鳴に包まれた。 試合後、アルプスの前に整列した選手たちに、越智節也校長(60)は「胸を張って帰ってこい」と声をかけた。2年前に同校の校長に就くまでは、ほとんど野球には関心が無かったという。今の3年生の選手たちが1年生の時から見つめてきた越智校長は、彼らのひたむきな姿に魅せられて、今では「学校で一番の応援団」を自負するまでになった。 今年度で定年になる越智校長は「3年生と私は西高では同級生のようなもの。こんな仲間がいたことを誇りに思う」と話した。 |