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市船橋(千葉)ニュース

まずは初戦突破 市船橋、甲子園で高い勝率

2007年08月03日

 9年ぶりに夏の甲子園に挑む市船橋の対戦相手はどこか。第89回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が5日、大阪市北区のフェスティバルホールである。出場5回目となる市船橋の選手の思いは、まずは初戦突破。同校通算8勝目に向けて3日、大阪へ出発する。

写真市船橋の選手たちは1日、千葉大会優勝後初めてボールを使った練習をし、汗を流した=市船橋のグラウンドで

 全国選手権での県勢の通算成績は81勝61敗。優勝3回(習志野2、銚子商)、準優勝3回(銚子商、拓大紅陵、東海大浦安)で、4強には成田、市船橋、千葉経大付も入ったことがある。

 市船橋の通算成績は7勝4敗。初出場の93年に2回戦から登場して勝ち進み、4強入り。96年も初戦を突破し、97年は8強まで進んだ。3年連続で出場した98年こそ初戦で敗れたが、甲子園での勝率は高い。

 それでも桜内剛監督(39)は「選手は昔のことは知らない。相手はみな全国の強豪だ。初挑戦のつもりで臨む」と気を引き締める。野田和宏主将も「激戦だった千葉大会と同じ気持ちで1戦1戦、勝ち抜きたい」。

 都道府県別の対戦成績をみると、県勢はこれまで香川、京都、福岡、静岡と7回対戦。香川、京都には5勝2敗と分がいいが、静岡に2勝5敗、福岡に3勝4敗と負け越している。

 夏の甲子園の初戦は「東西対決」方式が続いてきたが、今大会からフリー抽選となる。初戦から隣県対決もありうるが、栃木、群馬、茨城、埼玉、神奈川の関東勢には負けたことがない。東京にも4勝1敗と強い。

 今年の市船橋も、茨城代表となった常総学院に練習試合で勝っている。

 逆に兵庫、大阪にはいずれも1勝5敗と甲子園の地元勢には弱い。全国最多の優勝6回を誇る中京大中京(旧中京商、中京)がいる愛知には3連敗した後、習志野が67年に一矢を報いた。

 その時の習志野は、中京を準決勝で破った勢いで全国制覇する。当時のエース石井好博さん(58)は「相手は前年優勝の中京。どこに投げたらいいんだろうと震えた。でもとにかく逃げたらだめだ、と自分に言い聞かせた」と振り返る。

 石井さんは75年には監督としても習志野を全国制覇に導いた。67年の決勝は広陵、75年の準決勝では広島商を下す。県勢は広島には4勝0敗だ。

 和歌山とは2勝2敗だが、対戦相手はすべて今大会にも出てくる智弁和歌山。89年に成東の監督として智弁和歌山を破った木下忠一さん(63)は「まさか甲子園で校歌を歌えるとは思わなかった」と無欲の初戦突破を強調する。


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