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ここから本文エリア 青森ニュース 青森山田機動力光る 青森大会を振り返る2007年07月27日 甲子園を目指して73校が戦った青森大会は25日、青森山田が4連覇を果たして幕を閉じた。14日間にわたった大会では、2校が初勝利を飾り、喜びに沸いた。復活を見せた古豪があった。シード校が序盤で敗れる波乱もあった。熱戦を振り返る。
春季県大会の成績をもとにした8校のシード校のうち、8強に残ったのは3校だけだった。春から夏にかけて力を伸ばし、ノーシードから躍進したチームが目立った。 なかでも24年ぶりに8強入りした浪岡、創部12年目にして初のベスト16とベスト8入りを果たした青森西の快進撃が目立った。浪岡は、2年生エースの唐牛を中心に守り勝つ野球で勝ち進んだ。4回戦の対青森戦では、10―3とコールド勝ち。1戦ごとに強さを増した。今夏のベンチ入り20人のうち、19人が1、2年生で新チームの活躍も期待できる。 今大会まで3回戦が最高だった青森西は、旋風を巻き起こした。2、3回戦を続けてコールド勝ちし、4回戦ではシードの弘前を延長戦の末に破った。 一方、第2シードで4年ぶり5度目の優勝を目指した光星学院は、4回戦で姿を消した。2、3回戦は失点0のコールド勝ちで強さを見せたが、ノーシードの聖愛戦では打線が振るわず、3―5で接戦を落とした。 一方で、甲子園の出場経験がある古豪の復活も目立った。1973年以来の甲子園出場を目指した青森商は、18年ぶりに4強入り。秋と春は県大会で4位に入り、あと一歩で東北大会を逃していた。準決勝の対青森山田戦は0―13と力負けしたものの、第4シードの力を見せつけた。 創部から歴史の浅い高校の活躍も目立った。6回目の出場の尾上総合、創部11年目の八戸東は大会初勝利を飾った。ともに初戦をコールド勝ちする快挙だった。尾上総合は続くシードの対弘前実戦でも0―3と善戦。負けはしたが、ベンチ入り14人の部員で健闘した。 準優勝した八戸工大一は長打力が光った。4番の柳沢翔を中心に、チームは7試合で二、三塁打を23本打ち、相手投手陣を苦しめた。柳沢翔は準決勝の対八戸西戦9回にバックスクリーンへ本塁打を放つなど、勝負強い打撃で引っ張った。決勝では、それまで5試合を1失点に抑えてきた青森山田から気田の本塁打などで2点を取り、意地を見せた。 優勝した青森山田は、打撃は長打を狙わず、先頭の近藤を中心に機動力で相手を揺さぶった。投手陣は5人の継投で、6試合を失点3。甲子園では昨夏のベスト16以上を目指す。 今大会は全体を通して、点差が開いた試合が多かった。コールド試合は約半数の35試合(06年は33試合)。3点差以内の接戦は17試合で、05年の21試合、06年の22試合より減った。完封試合は過去5年で最多の20試合あり、投打で力の差が大きいチームの対戦が多かった。 本塁打数は計23本。過去5年では2番目に少なかった。最多本塁打は八戸工大一の柳沢翔の5本。弘前工の下山と弘前の菊池が2本を打ち、柳沢に次いだ。 |