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青森ニュース

秋の屈辱をバネに 青森山田・石井投手

2007年07月24日

 13安打13得点で、青森商に完封勝ちした青森山田は、エースの石井裕大君(3年)が打っては4安打、投げては5回を0点に抑えて活躍した。

写真左翼スタンドを埋め尽くした応援団の前で投打に活躍した青森山田の石井裕大君=青森市営

 「すべては決勝で勝つために、あの日から練習してきました」

 試合後、石井君がそう話す「あの日」とは昨年9月17日。秋季県大会の初戦で八戸工大一に2―3で敗れ、春の選抜出場が絶たれた試合のこと。

 「あの日」をバネに冬は多い日で1日40キロの走り込みをこなした。

 「我慢する気持ちがないから負けるんだ」。監督やコーチからのゲキが飛び、寒風が吹きつける八甲田のふもとをひたすら走った。

 「夜は10時に寝て、朝早く起きること。それと朝、丼1杯のご飯を欠かさないことですかね」と好調の理由を明かす。

 今大会5試合で石井君の先発は3試合。5人の投手が交代でマウンドに登った。石井君は背番号1を背負うが、25日の決勝に、先発できる保証はない。

 「決勝で投げることしか考えてません。そのためにやってきたから」。雪辱のマウンドへ。この日の快勝の余韻は、すででに、ない。


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