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ここから本文エリア 愛工大名電(愛知)ニュース チームの結束力、勝敗左右 過密日程課題残る 愛知大会2007年08月02日 第89回全国高校野球選手権愛知大会は、今年も逆転勝ちを重ねた愛工大名電が勝ち抜き、53回大会の東邦以来36年ぶりの3連覇を果たした。酷暑のなか連戦が強いられる大会で、選手個々人の能力だけでなく、チームの結束力が勝敗を大きく左右することを実感させられた大会だった。また、台風4号などの影響で計5日間順延された。例年以上の「超過密日程」が結果を左右した大会でもあった。 決勝戦。印象的だったのは、試合前に行われた県内8校のチアリーダー部の合同演技の際の様子だった。母校のチアリーダー部が登場したとき、愛工大名電の選手はベンチから飛び出して、手をたたき盛り上がった。チームの雰囲気の良さを感じさせる一幕だった。 愛工大名電の石黒雄一朗主将は試合前日、「もちろん甲子園に行きたいが、全員で野球を楽しみたい。その上で結果が出れば最高です」と話した。 決勝では、大会の「本命」と目されていた中京大中京の選手には要所でのミスが目立った一方、愛工大名電の選手は伸び伸びとプレーしていた。中京大中京の選手には「甲子園に行かなければ」という気負いがあったのかもしれない。 1日、愛工大名電の体育館で行われた壮行会で倉野光生監督は「大事なときに仲間のためにやるという気持ちが選手の力を倍増させている。そういうチームを持てて監督冥利(みょうり)に尽きる」と語った。 台風4号の影響で開幕からいきなり2日順延するなど悪天候に泣かされた大会だった。多くの他県で行われるように授業のある平日を予備日に設定していなかったため、最悪8連戦の可能性もある「超過密日程」になった。その影響か、投手層の薄い公立は、5回戦ですべて消えた。 県高野連の岡田順一会長は「授業のある日に試合を組むのは難しい。応援団が来られないなどの弊害がある」と平日を予備日にすることに否定的だ。来年の90回記念大会では、選手の健康管理を第一に考えて過密日程を避ける方策を考える必要がある。 |