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スタンドも「全力」700人心あわせ 延岡学園応援2006年08月12日 一塁側アルプス席の延岡学園応援団。学校からはバス16台に分乗した生徒や教職員、選手の保護者ら計約700人が駆けつけた。
音楽で盛り上げたのは尚学館中の吹奏楽部員約30人。延岡学園に併設されており、地方大会から応援を続けてきた。 アルトサックス担当の1年生、稲村奈月さんは「入部した時は甲子園で演奏するなんて考えもしなかったけれど、すごく楽しい」。演奏歴4カ月でまだまだ勉強中だが「もっと上手になって、来年また来ます」。 6月に結成されたばかりのチアダンス同好会の10人も華を添えた。できたばかりの赤いユニホームに身を包み、黄色いポンポンを振った。 大会直前には一日7時間の猛練習を積んだ。会長の3年生、山床奈菜さんは「少しでも力になれれば」と苦しい展開にも笑顔を絶やさない。敗れはしたが、「甲子園に連れてきてくれた選手に感謝したい」とグラウンドに拍手を送った。 先発登板した大西靖彦君を、大阪府枚方市に住む母京子さん(49)ら家族4人が見守っていた。打者を打ち取るたび、メガホンを片手に「よっしゃー」「いいぞー」と大声を張り上げた。 「お母さんのために甲子園に行くよ」。大西君は宮崎大会に優勝した夜、そう電話してきたという。2日に甲子園入りしてから、京子さんは毎日のように練習場に足を運んできた。
4点を失い、7回でマウンドを降りたが、粘りの投球は見事だった。「けがを抱えながら、(選抜と合わせて)2回も甲子園に連れてきてくれた。本人も悔いがないと思います」。母は笑顔で汗をぬぐった。
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