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福工大城東―専大北上戦、監督は旧友同士

2006年08月12日

 11日の第4試合で対戦した福岡工大城東の杉山繁俊監督(49)と専大北上(岩手)の堀田一彦監督(50)は、ともに神奈川県出身の幼なじみ。別々のチームで覇を競い合ったライバルだ。甲子園を舞台にした監督同士での初対決は引き締まった投手戦になり、好機を確実にものにした福岡工大城東に軍配が上がった。

 「投手だった堀田からは4回に1回打てたかな。抑えられた印象があるなあ」。杉山監督は懐かしそうに振り返った。堀田監督も「杉山は走攻守そろったいい選手だった」とたたえる。

 57年2月生まれの杉山監督と56年4月生まれの堀田監督は同学年。中学時代には軟式野球で対戦を繰り返した。

 杉山監督は東海大相模に進学。夏の甲子園には第54、56回大会(72、74年)の2度出場し、内野手として活躍した。藤沢商(現・藤沢翔陵)に進んだ堀田監督は第55回大会に出場し、1試合に登板。高校時代に公式戦で戦ったことはないが、2人は神奈川を代表する選手として名をはせた。

 別の大学、社会人チームに進んだ後も練習試合などでたびたび顔を合わせたが、ここ20年近くは対戦の機会がなかった。

 就任約4カ月で専大北上を甲子園に導いた堀田監督に、杉山監督が電話をかけた。「甲子園で試合ができたらいいよな」。それが実現し、2人は取材陣に「一生に何度もある縁ではない。楽しみたい」と話していた。

 だが、「あいつには負けられない」というのが互いの本音。堀田監督は福岡工大城東のデータを集めて徹底的に戦力を分析。杉山監督は長身エースを攻略するため、台の上にマシンを置いた打撃練習に時間を割いた。

 試合後、杉山監督は「私は高校野球の監督18年、彼は1年目。花を持たせてもらった」。堀田監督は「またここに来て、雪辱を果たしたい」と新たな闘志を燃やしていた。



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