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「どん底」からの優勝旗 駒苫 4年連続甲子園

2006年07月26日

 第88回全国高校野球選手権南北海道大会(朝日新聞社、道高野連主催)の決勝が25日、札幌円山球場であり、駒大苫小牧が札幌光星を11―1で破って、4年連続6回目の甲子園出場を決めた。昨夏、57年ぶりの全国選手権2連覇を成し遂げた駒苫はこの夏、73年ぶり史上2校目の3連覇に挑む。

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南北海道大会決勝 札幌光星を破って優勝を決め、喜ぶ駒大苫小牧の選手たち=札幌円山

 雨天順延で平日開催となった決勝だったが、球場には満員の2万4千人の観客が詰めかけた。駒大苫小牧は本塁打3本を含む18安打で得点を重ね、投げては田中将大主将(3年)が9安打を許しながらも16三振を奪って、要所を抑えた。

 試合終了直後、札幌光星側のスタンドから駒苫に向けて、「全国制覇!」と繰り返しエールが送られた。田中主将は「どん底からのスタートだった。全員で優勝旗を返しに行けてうれしい」とまずは喜びをかみしめた。インタビューで3連覇について聞かれると「先輩たちはすごかった。ぼくらはできないと思っている」と話し、スタンドの笑いを誘った。だが、報道陣の取材に「出場するだけではだめ。ぼくたちはここから始まる」と話し、気を引き締めた。

 香田誉士史監督は「選抜に行けなかった代わりになるのは、お金でも言葉でもなく、甲子園だと思っていた」と話した。「とりあえず、一つ僕の仕事が終わった」とほっとした様子だった。

 駒大苫小牧が57年ぶりの2連覇を果たす以前、連覇校は5校あった。このうち翌年も優勝して3連覇を遂げたのは1931〜33年の愛知・中京商(現・中京大中京)だけ。参加校が671校(33年)から4112校(06年)に増えた今年、偉業が達成されるのか、全国の注目が集まる。

 全国選手権は8月3日に抽選会があり、6日に開幕する。

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