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制球苦しんで完投 掛川西・加茂投手

2006年07月28日

 掛川西は、四死球と敵失に犠打を絡めるなどして小刻みに加点。静岡東は3回に洞口の適時打で2点を返すなど食らいついたが、及ばなかった。

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掛川西―静岡東 3回裏静岡東1死一、二塁、洞口の適時二塁打で一塁走者戸塚が生還。捕手帯金=草薙

 静岡東・浜野主将 「ベスト8に入れて満足。応援がすごくて、その中で仲間と野球ができて幸せだった」

 静岡東・安井監督 「この子たちはよくやった。相手がいい投手だった」

     ◇

 前日の韮山戦、7回コールドゲームで9三振を奪って得点を与えなかった掛川西のエース加茂勇作君。この日は2本の二塁打を含む8安打を許し、「丁寧に投げたが、三振が取れなかった」と定まらない制球に苦しんだ。

 打撃でも3回の好機で併殺に倒れる。だが逆に、「自分でチャンスをつぶしたのだから、自分が抑えるしかない」と奮起し、完投した。

 2回戦からの連投だが、「疲れていても自分たちの力を出せるのが甲子園に出るチーム。暑さも気にならなかった」と言い訳はしない。

 準決勝は静岡商との対戦。昨秋の練習試合では「ボコボコに打たれて」降板した。「失投は許されない。1球1球力を込める」と雪辱を誓う。

 「ここで終わりじゃない。『勝って良かった』という気持ちを切って、次の試合に向かいたい」。最後まで表情を緩めなかった。

◆今回も15残塁「次は減らして」 掛川西・上村監督

 3回戦の磐田北戦の16残塁に続き、15残塁を記録した掛川西。2年連続の準決勝進出にも、上村敏正監督は「毎回重苦しい試合をする」とぼやいた。

 1回に2本の適時打などで3点を先制。3回も四球や敵失に盗塁を絡めて好機を広げたものの、併殺で2残塁。上村監督は「あのプレーで今日はだめだと思った」と振り返る。

 「打ってほしいのに(球を)見て、見てほしいのに打ってしまう。リズムが悪い中、取りこぼさないでよくやった」

 「次の試合では残塁を減らしたい」と話した。

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