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「4番より打てる7番」勝ち越し打 静岡東・浜野君2006年07月27日 同点で迎えた6回表2死二塁。左打席に入った静岡東の7番打者、主将の浜野は2球目、真ん中高めの直球を思いきり振り抜いた。同点打で出塁した久保田をかえす右中間三塁打。勝ち越しの一打に、塁上でガッツポーズをして喜んだ。
1回に先制したが、先発の久保田が5回裏に四球などを許したところで降板。直後に、聖隷に逆転を許した。 「前半戦はお前らの負け。ここからまた試合をつくろう」 その回が終わってグラウンド整備が行われている間、安井信太郎監督は選手たちに呼びかけた。 1回の得点は久保田の3点本塁打だった。「久保田1人に投球も打撃も頑張らせた。助けたい」。浜野はその一心で打席に立ったという。「どん詰まりでもいいから、走者をかえしたい」と念じていたら、バットの芯に当たった。 浜野は4月まで4番を打っていた。ところが調子を落として、打順は5番、6番、7番と下がっていく。4番は1年の広瀬に。取り戻したい気持ちが先走り、ますます大振りになった。 「4番、5番より打てる7番になればいいじゃないか」。大会前に安井監督に言われて気が楽になった。コンパクトな打撃が戻ってきた。 2回戦の沼津東戦の前にバットを新調した。安井監督に「このバット飛ぶよ」と言葉をかけてもらった。「自分でも『このバットなら打てる』と暗示をかけました」。2回戦は1安打、3回戦は3安打を放ち、調子は上向きだ。
63年の創部以来初の、目標だったベスト8進出。浜野は「本当にうれしい。1戦1戦勝って、甲子園で1勝したい」とはにかみながら話した。
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