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再三の牽制球、つなぐ野球阻む 聖隷―静岡学園2006年07月25日 春の東海大会で優勝した第2シードの静岡学園を接戦の末、2―1で破った聖隷。1日の抽選会で組み合わせが決まってから、3回戦で対戦することを見越し、周到に準備してきた。攻守ともに仕込んだ「静岡学園対策」が功を奏した。
まず投手。先発宮本は走者を出すと、再三にわたり牽制(けんせい)を試み、相手の盗塁を0に抑えた。抽選会の直後から毎日20分、この日のために牽制の特別練習を欠かさず続けた。 「つなぐ野球」を掲げて、長打よりも足を使ってくる「学園封じ」だ。「牽制で打者もタイミングをずらされ、本来のうちの野球ができなかった」と静岡学園の川口監督は振り返る。 リズムに乗った宮本は「学園相手に今日が最後になるかもしれないという気持ちから、後先を考えずに投げられた」。2回に1点を先制されたが、伸びのある直球が決まり、追加点を許さない。変化球が持ち味の松本への継投も、うまく決まった。 打撃では、静岡学園のエース曲渕の低めの変化球に手を出さず、直球と高めの変化球に狙いを絞った。序盤、予想以上に切れのある変化球に苦しんだものの、6回に5番小林がみせる。1死二、三塁から直球を打ち、2人をかえす右翼への二塁打で逆転した。 春の大会以降、聖隷は他県へ遠征しては強豪校と試合を重ねた。実力派投手の変化球に触れて、目をならした。その自信からか「春までは精神的にも弱かったのに、今はシード校が相手でも頼もしい」と鈴木監督。
「優勝を狙いたい」。決勝打の小林は力強く語った。
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