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静岡学園、決勝に進出 岐阜総合に快勝 春季東海地区大会2006年05月22日 第53回春季東海地区高校野球大会(東海地区高校野球連盟主催)の準決勝2試合が21日、愛知県の岡崎市民球場であった。静岡2位の静岡学園は、短打と足を生かした攻撃で岐阜総合(岐阜2位)を下し、27年ぶりの決勝進出を決めた。
決勝は22日午前10時から同球場であり、静岡学園は四日市工(三重2位)と対戦する。 ▽準決勝 静岡学園7―2岐阜総合 静岡学園が、機動力で快勝した。6回、左前安打の芹沢が、二盗に続き、三盗して敵失を誘い生還、勝ち越し。7回には、死球の大塚と中前安打の芹沢が計3盗塁で揺さぶった上、鈴木が適時二塁打。この回3点を追加し、勝負を決めた。岐阜総合は4回、尾藤の適時打でいったん同点としたが、静岡学園・主戦曲渕の緩急つけた配球を崩せず、完投を許した。 ◆つなぐ4番、5盗塁 静岡学園・芹沢主将 同点で迎えた6回表。静岡学園の主将で4番の芹沢伸也君は、二塁から大きくリードをとっていた。 打者鈴木健造君への初球でベースをけった。相手捕手の送球が、三塁手からそれるのが見えた。球の行方は分からなかったが、そのまま止まらず本塁を駆け抜けた。 この日四つ目の盗塁は、勝ち越しの1点につながった。 1回の二盗で、「今日はいける。相手投手との相性がいいかも」と思った。50メートル走6秒2と、チーム内で3指に入る。普段、リード幅はやや長めで、身長にプラス一歩半。この日は、靴一つ分を戻してスタートを早く切るための見極めに集中した。この試合、計5盗塁を挙げた。 打っても5打席5安打。短打を足でつないだ。「つなぐ野球」が持ち味の静岡学園の象徴のようなプレーだった。 主軸となったのは今春の県大会からだ。2年までは1、2番、今春も県大会前までは6番を打った。抜擢(ばっ・てき)に当初、「自分が打たなきゃ」と緊張した。だが、今は「つなぎの4番」を自称する。「4番を意識しない。つなげていくだけです」と言う。 川口祥一監督は、芹沢君の精神的な強さを見込んだ。「『4番の重み』に負けない。打席で何かしてくれるという安心もある。今日は役割を立派に果たしてくれた」と話す。だが芹沢君は、遊撃ゴロのさばきで反省があるから、と自分では「80点」をつけた。 「自分の記録よりも、チームの勝利。てんぐにならずに明日も自分たちの野球をしたい」。決勝戦に向け、静かに闘志を燃やした。 |
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