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部支える黒衣役、声援背に始球式 秀学館・小幡マネジャー

2006年07月09日

 開幕戦の始球式。マウンドに立つ秀岳館マネジャー、小幡晃大君の背中を押すように、バックスタンドに陣取ったチームメートから「オバター」と声援がわき起こった。「陰で頑張ってきたことに感謝されているのかな」。そう感じた。

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始球式で投球する秀岳館3年の小幡晃大君=熊本市の藤崎台県営野球場で

 100人を超える野球部員を2年生マネジャーと2人だけで支える。練習開始の1時間前、同じ3年生の選手よりも早くグラウンドに出て準備を始める。練習しやすい環境をつくるのが役割だ。

 元々選手だった。小学生時代はエース。高校入学の前年、秀岳館が全国大会に出場した。「秀岳館で野球がやりたい」と野球部に入ったが、1年の冬、「人の世話をするのが好きだから」とマネジャーに転向した。

 「選手を続けていれば良かったかもしれない」と思ったこともある。しかし、「チームに勢いをつけるのが自分の役割」とマネジャーの仕事に打ち込んできた。将来、高校野球の審判が目標だ。

 始球式のマウンドに立ち、小学生のころを思い出した。「抑えてやる」。そう念じて投げた直球は、やや高めのストライク。「出来は70点くらい」と笑顔を見せた。

 秀岳館は14日、初戦を迎える予定だ。「選手が試合に向けて頑張れるよう、健康管理に注意して良い状態をつくりたい」と話している。

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