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横浜、打線の実力発揮 大会を振り返って2006年07月31日 神奈川大会は、自慢の打線が実力をいかんなく発揮した横浜の優勝で幕を閉じた。横浜に限らず、大会を通じて2ケタ得点の打撃戦も珍しくなかった。「打高投低」の傾向が強かった今大会を振り返る。
◆26盗塁、総合的な攻撃力 195試合で飛び出した本塁打は昨年より3本多い76本。横浜スタジアムに会場を移した準々決勝以降の7試合でも14本のアーチがかかった。東海大相模の田中広は大会タイ記録の4本塁打。決勝で、変化球に泳ぎながら左越え本塁打を放った横浜の高木のように、体勢を崩されてもスタンドに運ぶ打者がいたことが印象的だった。投手にとっては受難の時代だ。 その中でも抜きんでていたのが、やはり横浜だった。チーム打率4割3分4厘、本塁打10本、83得点、まさに驚異的な打撃力だ。渡辺元智監督は「打つことしかできないチーム」と言うが、盗塁も26個を決めている。総合的な攻撃力の高さが毎試合の大量得点につながった。
◆投手、特殊な球種で対抗 一方で、3試合連続の完封を成し遂げた光明相模原の三富や強打の相洋を1失点に抑えた桐光学園の長屋のように、140キロ超の速球と制球力を兼ね備える好投手もいた。彼らを含め、今大会ではカットボールやツーシームに代表される「動く速球」、ナックルのように変化が予測しづらい球を投げる投手が多かったのも特徴だろう。 これらの球はマシンで再現することが難しく、練習がしづらい。年々技術が向上する打者の、さらに一枚上を行こうとする努力が感じられる。この傾向はしばらく続くだろう。
◆公立、農業校健闘4回戦進出 公立勢は、シード権を獲得していた横浜商と茅ケ崎北陵はともに初戦で姿を消し、躍進の期待に応えられなかった。農業校の元気がよく、吉田島農林と中央農がともに4回戦に進出し、話題をつくった。 強豪とされながらノーシードだった鎌倉学園は準々決勝に進出し、日大藤沢や平塚学園、藤嶺藤沢も16強入りして意地を見せた。
2打席連続本塁打の桐光学園の政野や横浜商大のエース松山ら2年生の躍進も目を引いた。来年以降も神奈川大会のレベルは高そうだ。
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