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機を生かし光南が初V 日大東北は流れ逸す

2006年07月31日

 曇り空に力無く上がった打球を右翼手がつかんだ瞬間、福島市の県営あづま球場は歓声と悲鳴に包まれた――。第88回全国高校野球選手権福島大会は18日目の30日に決勝が行われ、光南が日大東北を4―2で下し、初めての全国大会出場を決めた。光南は2回の好機を生かして4点を先制。主戦根本が完投して、日大東北を振り切った。全国大会は8月6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。

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初優勝を決め、マウンド付近で歓喜の輪をつくる光南の選手たち=県営あづま

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光南―日大東北 4回裏日大東北2死三塁、茂木が2点差に追い上げる左前適時打を放つ。捕手永山=県営あづま

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光南―日大東北 2回表光南1死一、二塁、根本の中前安打で二塁走者鈴木が本塁を突くが好返球に阻まれてタッチアウト。捕手茂木=県営あづま

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 光南が序盤、連続適時打で勝機をつかみ、主戦根本が落ち着いた投球で守りきった。

 光南は2回、制球に苦しむ日大東北の先発渡辺修を攻めた。死球と根本の中前安打、敵失で2死満塁とし、主将市川が外角に逃げるスライダーに食らいつき、右前へ2点適時打を放った。続く小林も初球をたたき、左越え2点適時三塁打を放って、この回、一挙4点を奪った。

 主戦根本は9安打を浴びたが、得意の直球と変化球を低めに集め、内野ゴロを打たせた。走者を得点圏に置いても落ち着いていた。

 日大東北は、4点を追う2回1死、四球で出た渡辺修がすかさず盗塁、内野ゴロの間に三塁に進み、暴投で生還。4回は2死三塁、茂木の左前適時打で加点した。2回以降、毎回走者を出して、計9安打は光南を上回ったが、好機を走塁ミスなどでつぶした。

 8回、先頭の鈴木啓が中前安打で出塁、続く渡辺修の犠打で1死二塁を作ったかに見えたが、鈴木啓が二、三塁間に挟まれてタッチアウトに。9回も、先頭松下が内野安打で出塁、二盗に挑んだが、捕手草野の好送球に阻まれた。

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