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福工大城東、攻守に安定 熱戦を振り返る2006年08月01日 131チームが参加した福岡大会は、福岡工大城東が9年ぶり2回目の夏の甲子園出場を決めて閉幕した。大雨の中で繰り広げられた逆転劇や延長戦、炎天下の再試合など熱戦の数々にスタンドは大いに沸いた。4回戦以降を中心に振り返った。
福岡工大城東は、攻守の安定感で群を抜いていた。7試合のうち6試合に登板したエース梅野は失点3。独特の横手投げフォームからの球は相手打者の手元で伸び、バットの芯をはずさせた。 準々決勝の久留米商戦、準決勝の筑陽学園戦は1点を争う投手戦に。好投を続ける梅野に打線が応え、好機に一打が出て勝利を呼び込んだ。 準優勝の柳川は打撃の集中力で決勝まで進み、昨年優勝校の意地を見せた。終盤のビッグイニングで4点差をひっくり返した小倉戦などで勝負強さを見せた。 筑陽学園は戸畑との延長15回引き分け再試合を制し、準決勝では福岡工大城東から今大会初めてリードを奪った。7試合を一人で投げ抜いたエース長岡は2年生、中軸打者の高木は1年生。これからに期待が持てる。 初の4強進出を果たした飯塚は、坂本、岡田の2投手の踏ん張りで勝ち上がった。柳川戦で、9回に3本の二塁打などで1点差まで追い上げた粘りは素晴らしかった。 雨に泣いたチームもあった。沖学園は飯塚戦で、同点で中断した試合が再開した直後にリズムを崩し、勝ち越しを許して敗れた。 フレッシュな顔ぶれも健闘した。創部5年目の近畿大福岡は、夏に初めての1勝を挙げて快進撃し、初の4回戦進出。香椎工は好機に1年生の吉原が3点本塁打を放つなどして、31年ぶりに5回戦まで勝ち上がった。 県高野連の山田慎介理事長は「どのチームも大会を通じ、積極的に点を取ろうとする気迫が見えて素晴らしかった」と評価した。
一方で、犠打に対する守備の甘さや、中継プレーでのミスが多かったことを課題に挙げた。「優勝した福岡工大城東は、そうした基本がしっかりできていたことが勝因の一つ。他のチームも見習ってほしい」と話した。
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