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光星学院が初V 20安打、仙台育英圧倒 春季東北大会2006年06月13日 第53回春季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催、朝日新聞青森総局など後援)の決勝が12日、青森市の青森市営球場で行われた。県第1代表の光星学院は、仙台育英(宮城・第2代表)を24―4で破り、初の優勝を飾った。
決勝は小雨の降る中で始まった。光星学院は本塁打2本を含む長短打を連発し、計20安打。仙台育英を圧倒した。平日にもかかわらず、多数の観客が詰めかけ、内野スタンドはほぼ満員の状態で、選手たちの懸命なプレーに見入った。
▽決勝 光星学院24―4仙台育英 前日、東北との乱打戦に競り勝った光星学院がその勢いを持続し、気迫にあふれた野球で優勝をつかんだ。 「スライダーの決まりが甘かった」という仙台育英の先発投手から5回までに13点を奪った。4番打者の坂本は3安打7打点の活躍。8回には、低めの直球を左翼場外へ運ぶ本塁打を放った。完投した桑鶴も4安打5打点と打撃が好調だった。 仙台育英は、斉藤尚の本塁打や黒羽の二塁打など計7安打を放ったが、12残塁を喫し好機を得点につなげられなかった。
◆「守」から「攻」 地力固める
「攻める野球、勝つ野球」。今年の選抜大会で強豪校の関西(岡山)に初戦で敗れて以来、光星学院の金沢監督はこの言葉を繰り返してきた。今大会の初優勝は、光星学院が守る野球から、攻めて勝つという野球スタイルに姿を変えた結果と言えそうだ。 11日の準決勝。光星学院は3回で5点のリードを奪われながらも、得点を重ねて逆転、東北との乱打戦を制した。金沢監督も試合後に「まさかこんなに打つとは思わなかった」と驚きを隠せない打撃力だった。そして、12日の決勝戦では、東北を代表する名門校を圧倒した。 選抜大会での敗退以降、チームが最初に取り組んだのは打撃力の強化だった。金沢監督は、ひじをうまく使って、ボールを上からたたきつけるよう、選手たちに打撃法を徹底指導した。 5月ごろ、独特の打撃練習を取り入れた。球を打つチャンスは一回きり、という方法だ。打てなければそのままランニング。一球への集中力を養うことを目的とした練習法で、今大会ではこの成果が見事にあらわれた形だ。 成長は打撃力だけではない。主将藤本は、今大会を通して集中力と粘り強さという精神面での成長を強調する。「チームに自信がついた。『おれたち強い』じゃなくて、『やれる』という自信」 今大会では、投手村松の立ち上がりが安定し、エース桑鶴との2本柱も確立。投攻守ともに充実したチームが完成しつつある。光星学院の「攻める野球」が、夏にどういう結果を出すか、今から楽しみだ。
●光星学院・藤本健太主将 口には出さなかったが、全員が優勝を狙っていた。素直にうれしいという気持ちです。
●光星学院・金沢成奉監督 優勝は選手らが勝つことにこだわり続けた結果。東北の強豪校を破った価値は大きい。
◇ ■光星学院の戦績■ ▽1回戦 8―4宮城水産(宮城・第3代表) ▽準々決勝 3―1学法石川(福島・第2代表) ▽準決勝 14―13東北(宮城・第1代表) |
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