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【米・炭疽菌事件】

炭疽菌、間接汚染でも発症ありうる CDC専門家認める


 米国の炭疽(たんそ)菌事件で、米疾病対策センター(CDC)の専門家は5日、これまでに知られている炭疽菌入り手紙からの間接汚染でも少なくとも皮膚炭疽は発症する恐れがあることを、公式に認めた。「間接汚染があったとしても、一般家庭などで発症する恐れは非常に小さい」としていた当初の見解を修正した。

 郵便物の経路に沿って広がっている炭疽菌汚染について、CDCは「まだ見つかっていない炭疽菌入り郵便物がある可能性が強い」との見方をしていた。漏れ出た菌が付着した郵便物だけで、これだけ被害が広がるか懐疑的だったためだ。

 しかし、炭疽菌入り手紙が送りつけられたNBCテレビからニューヨーク市市庁舎に宅配便で届いたビデオテープからも菌が見つかったため、手紙からの間接汚染が幅広くありうることが確実になった。

 CDCのパーキンス博士は5日、記者団に「間接汚染は皮膚炭疽を引き起こすのに十分かも知れない。肺炭疽も起こす証拠は今のところない」と述べるとともに、「皮膚炭疽のリスクを下げるために郵便物を扱った後は手を洗うように」と強調した。

(11/06)

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