【米・炭疽菌事件】
 炭疽菌による被害、数十億ドル規模 米郵政公社
米郵政公社は31日までに、一連の炭疽(たんそ)菌事件による被害総額が数十億ドル(数千億円)に上るとの見通しをまとめた。今年第4四半期だけで約30億ドルの公的支援を政府に求めている。
公社は郵便局員にいずれも使い捨ての480万個のマスク、9千万組の手袋を配布。全郵便局の空調設備も改善する。また、公共機関への郵便物はすべて、電子線照射装置などで殺菌処理する態勢を整える。照射装置はワシントンで不審郵便物を殺菌するために、まず8組を4千万ドルで契約した。こうした当面の対策だけで25億ドルの支出になるという。
さらに、事件で市民が郵便利用を控えているために3億ドルの減収が予想されるという。
郵政公社は先週、全米の大規模集配局30カ所で炭疽菌の検査を始めたが、これを202カ所に広げたことも明らかにした。
(11/01)
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