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【米・炭疽菌事件】

白い粉末郵便は「窓口で」 郵政事業庁呼びかけ


 白い粉を炭疽(たんそ)菌と疑い、不審郵便物として警察などに通報された事例が、21日までに全国で33件あったことが、郵政事業庁のまとめでわかった。同庁は混乱を避けるため、白い粉末を郵送する際には、ポストに投かんせずに郵便局の窓口へ届け出るよう呼びかけを始めた。

 このうち21件は鑑定の結果、金魚のエサや化粧品のサンプル、ベーキングパウダーなどで、炭疽菌とは無関係だった。残り12件は現在、詳細な検査中だが、予備的検査では異常は認められていないという。

 同庁によると、19日に東京都の板橋郵便局で白いでんぷん粉が含まれた郵便物が見つかったのをはじめ、カサカサ音がするなどの理由で「不審物」扱いされたり、外装が破損して他の郵便物に付着したりした例もあった。中には「炭疽菌在中」と書かれた悪質ないたずらもあった。

 同庁では、小麦粉や食塩、化粧品などの郵便は、郵便局の窓口で内容を申し出てほしいと呼びかけている。窓口では、差出人の連絡先や危険な粉末でないことを確認した上で、郵便物に確認印を押した付せんを添付する。これにより配達遅延や受取人の不安解消をはかり、いたずらへのけん制効果を期待しているという。

(10/22)

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