【米・炭疽菌事件】
 NY・フロリダ・ワシントンの炭疽菌は同一、発症8人に
リッジ米国土安全保障局長は19日会見し、フロリダとワシントン、ニューヨークで検出された炭疽(たんそ)菌は同じ場所でまとめて培養されたものだったと断定した。「同じ時に作り出された一群の炭疽菌があちこちに送られた可能性がある」と語った。発症者はこの日さらに2人増えて計8人となった。 同時に培養されたとわかったのは、民主党のダシュル上院院内総務に送られた菌と、ニューヨークのテレビ局NBCのキャスターに送られた菌、それにフロリダ州ボカラトンの新聞社に送られた菌。 リッジ局長は「この3カ所の炭疽菌の違いを識別することはできなかった」と調査結果を公表。ある時期にまとめて作られた大量の菌が小分けされ、「別々の場所へ別々の人に向けてばらまかれたかもしれない」と述べた。 リッジ局長は作られた場所が米国内か国外かは明らかにしなかったが、「捜査の結果、これらの郵便物がまとめて投かんされた場所を特定できた」と説明した。ニュージャージー州トレントンの郵便局管内のどこかを指すと見られる。 リッジ局長は「残念ながら炭疽菌問題はこれで終わりとは言えない状況。まだ増えると見ているからこそ、抗生物質の供給を増やすよう急いでいる」と述べ、検出や感染例が今後も増えるという見通しを明らかにした。 19日、新たに2人の発症者が出た。ニューヨーク市内にあるタブロイド紙ニューヨーク・ポストでは、論説委員室で働く女性社員(32)が発症。トレントンの郵便局では、新たに男性局員の1人の発症が確認された。この郵便局からは2人目。 (10/20)
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NY・フロリダ・ワシントンの炭疽菌は同一、発症8人に (10/20)
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