【米・炭疽菌事件】
 「白い粉」入りいたずらの手紙 官邸や新聞社に
首相官邸や中央省庁、新聞社など都内7カ所に17日、不審な手紙が郵便で届き、中から白い粉が見つかった。警視庁のNBC(核・生物・化学兵器)テロ捜査隊などが検査したが、粉は風邪薬やでんぷんのようなものだった。炭疽(たんそ)菌の不安が広がるなかでの悪質ないたずらとみられる。 警視庁によると、届いたのは首相官邸、外務省、防衛庁、社民党の土井たか子党首あてと、朝日、毎日、読売の3新聞社。消印の日付や郵便局名は同じで、差出人として大阪市北区の米国総領事館内の団体名が記されていたが、領事館内にこの名前の団体は実在しなかった。 ◇ ◇ 福田康夫官房長官は17日夕の記者会見で、国内で白い粉の入った不審な郵便物が送りつけられた例について「テロに対する国民の不安が非常に高まっているこの時期にこうした郵便物を送りつける行為は、郵便物の受領者はもちろんのこと、国民一般の不安をあおるもので、非常に悪質」として「刑法上も業務妨害罪としてとらえ得る。捜査当局の厳重な捜査が必要だ」と語った。 (10/17)
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