◆提供:家庭教師のトライ 教育情報センター
全体的に「話す」「聞く」「読む」「聞く」といった国語力を総合的に問う問題となっている。問題内容や難易度はA,Bに差はないが、解答形式はAが選択式が中心、Bは記述式が中心となっていることから、解答形式に慣れているかどうかが得点率の差につながるだろう。
学校の定期テストの内容とは違い、発展的な国語力を問う問題の場合、生徒の総合的な国語力が問われてくる。新聞や本などに普段から触れているかどうか、語彙力はあるかどうか、また、自分の考えを人に伝える、文章にするなどの訓練を日常的に行っているかどうか、などがポイントとなる。記述力を身につけていくためには、なるべく文章を書く機会を増やすこと、それに対する細かい添削を行うことで、少しずつ力をつけていくことができる。今回の試験を通してこれらの能力に不安を感じた生徒は、今からでも訓練を行って国語力を高めていくと良いだろう。国語A、Bそれぞれの設問の内容は以下。
国語Aは大問が6問となっており、試験時間はA・B共に45分である。
1は「話し合い」についての問題。良い話し合いの条件を理解しているかどうかを聞いている。2は「故事成語」についての問題。故事成語に関連した文章を読み、内容を把握する。3は「作文」の問題。人の作文の良い点を取り入れる視点を持てるかどうかがポイント。4は「話し言葉」についての問題。インタビューという設定で、コミュニケーション力を試している。上手な質問の仕方を理解できているかどうかがポイント。5は「長文読解」の問題。内容の把握。6は「言語事項」についての問題。漢字の読み書き、語句、書体、文章の決まり、語彙、古文の基本事項が出題されている。
国語Bは、大問が3題。
1は「情報処理」の問題。内容把握と文章の書き換え。2は「長文読解」の問題。内容把握と四字熟語に関連させた記述問題。3は「情報処理」と「作文」の問題。情報処理の問題は、レポートやグラフを読み取って答える内容。作文は意見文。1〜3 のいずれも、作文評価のポイントは、以下の通り。1)条件を守っているか。2)筋道立ったまとまりのある文章が書けているか。