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全国学力・学習状況調査

〈小学生〉国語A・Bの問題分析

2008年04月22日

◆提供:家庭教師のトライ 教育情報センター

 国語Aは大問9題、制限時間20分で解答する。幅広く、「小学国語」の重要ポイントを出題している。普段の生活の中でよく触れるような題材をもとに、「話す」「聞く」「読む」「書く」という基本的な国語力を総合的に試すような問題となっている。これらの能力を高めていくためには、語彙力をつけていくこと、自分の考えを人に分かりやすく伝える訓練をしていくこと、同様に作文という形にして細かく添削をしていくこと、などが必要である。また、普段から本や新聞をよく読み、文字に慣れていくことも必要である。通常、本をよく読んでいる児童で1分間に読める文字量は400文字程度と言われているが、文字に親しんでいない児童の場合、これが200文字程度まで落ち込む場合がある。そのような児童の場合、文字を読み取る作業で精一杯になり、表現するという段階にたどり着く前に時間が来てしまうという場合もある。今からでも文字に慣れ親しむ土壌を作っていくと良いだろう。

 設問ごとのポイントは以下の通り。

 1は「漢字の読み・書き」の問題。“勢い””なげる”のような訓の読み書きができるかどうかがポイント。2は「同音異義語」の問題。”かいじょう”という言葉の漢字と意味を答えさせる内容。3は「作文」の問題。作文の下書きという設定で、良い文章の条件を理解しているかどうかが問われている。4は「言葉の意味」の問題。“走行する”と”走る”の意味の違いを識別できるかどうかを聞いている。5は「内容の組み立て」についての問題。話す内容の組み立てが理解できているかどうかを問うている。6は「口頭発表」の問題。発表原稿という設定で、良い発表の条件を理解しているかどうかが問われている。7は「部分作文」の問題。グラフを読み取って、部分作文をさせる内容。8は「小見出し」をつける問題。与えられた文章から、内容を要約して小見出しをつける内容。9は「内容把握」の問題。要旨を読み取る。

 国語Bは大問4題、制限時間40分。設問ごとの内容は以下の通り。

 1は「話し言葉」についての問題。インタビューという設定で、コミュニケーション力を試している。上手な質問の仕方を理解できているかどうかがポイント。2は「長文読解」の問題。要点が読み取れているか、条件に従って記述式の問題に答えられるかどうかがポイント。3は「情報処理」と「作文」の問題。必要な情報を読み取って表現する力が問われている。また、発表原稿という設定で、作文力を問うている。4は「文章の組み立て」についての問題。意見文を素材にして、文章の組み立てが理解できているかどうかが問われている。

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