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記者会見の最後に頭を下げる足立区教委の担当者ら=7日午後8時22分 |
同校には同じテストで、前年の問題を繰り返し練習させたり、テスト中に教員が誤答している児童の机をたたいて気付かせたりするなど公正性を失わせかねない疑惑もあり、区教委は調査をさらに進める。集計から一部の児童生徒を外した例や過去の問題を練習させた実態の有無は、全小中学校を対象に調べる。
足立区教委の学力テストは05年度から区立の全小中学校で小2から中3の全児童生徒を対象に行われている。
このうち昨年4月25日に行われた06年度分で、小学校1校が6年生3人の答案用紙を集計から外した。3人はテストは受けていた。同年7月には採点結果の分析が各児童生徒に配られるが、3人には戻されなかった。
3人には情緒的な障害や多動性の障害があり、週の数時間は特別な支援態勢のある学級をもつ別の小学校へ通っていたという。
校長は区教委の調査に対し、「テストの45分間、ずっと座ることができないなど厳しい状況がある。小5までの内容が身についていない部分があるので外した。保護者への説明は怠ってしまった」と説明したという。
区教委は、障害があったり外国人で日本語が不自由だったりする児童生徒の答案は校長判断で集計から除くことを認めており、「今回の校長の判断は適切だったと思う。ただし、保護者に説明して了解を得るべきだった」としている。
足立区の学力テストでは、各科目とも目標値を定め、平均到達度として全校分が公表される。今回の小学校は05年度は全72校中44位だったが06年度は1位になった。06年度の問題は05年度分と9割程度が同じ内容だった。足立区では学校選択制を02年度から採り入れており、成績上位校には入学希望者が殺到して抽選になる傾向がある。
国が4月に実施した全国学力調査では、特別支援学校(旧盲・聾(ろう)・養護学校)や特別支援学級に通っている子どもも対象だ。ただし、本来の学年より下の学年の内容の指導を受けている場合などは対象とならない。
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