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国語のテストの前に説明を受ける児童ら=24日午前8時32分、都内の小学校で |
文科省の23日の集計では、参加したのは全国の小・中学校の約99%。公立では全国調査に反対する愛知県犬山市の14校が不参加で、私立の参加は約6割にとどまった。
調査は小6が国語と算数、中3が国語と数学の各2教科。主に知識をみる「A」と、その活用を問う「B」の2種類の問題を解く。学力の調査のほか、生活習慣や学習環境について尋ねる質問紙調査もある。学校によって実施時間は異なるが、通常は質問紙調査を含めて小6が午前中の4時限目で、中3が午後の5時限目で終了する予定。
文部省(当時)は56年から小中高生を対象とする学力調査を実施。61年からは中2、中3全員を対象とし、小学校も9割以上が希望して参加していた。しかし、一部で調査に対する反対運動が起きたほか、学校や自治体間の競争の過熱や序列化への批判もあって、全員調査は64年を最後に打ち切られた。
一部の子どもだけが受ける抽出調査はその後も数年おきに行われてきたが、国際学力調査で日本の子どもの成績が落ちるなど「学力低下」がここ数年問題となり、文科省は全員調査の再開に踏み切った。
今回の調査結果について、文科省は都道府県レベルの公表にとどめ、個別の市町村や学校の状況は発表しないなど配慮するが、競争過熱が再燃しないか不安も残っている。
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04年11月、中山成彬文科相(当時)が全国的な学力調査を実施するとの私案を公表してから2年半近く。準備を重ねてきた文科省はこの日、混乱なく開始にこぎ着けたこともあり、ふだんと変わらない様子だった。
学力調査室の職員は早い人で朝6時ごろに出勤し、万が一の事態に備えたが、午後1時ごろまで大きなトラブルの報告はなかった。高口努学力調査室長は「とにかく円滑に進み、無事に終わって欲しい」と話した。
東京都内の小学校では、6年生45人のうち43人が出席。黒板に「8:45〜9:05 国語A」などと調査の時間割りが書かれたのが目立つ程度で、教室はふだん通り。担任の先生が一人ひとりに問題用紙を配り、「出席番号が正しいか確認してください」などと説明した。
3年生165人が調査対象になった東京都練馬区の区立貫井中学校。調査開始の10分前の午前8時40分ごろから問題冊子が配られると、生徒はやや緊張した面持ちで開始を待った。
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