◆提供:家庭教師のトライ 教育情報センター
国語Aは大問が8問となっており、問題の難易度は標準レベル。試験時間はA・B共に45分である。分野は多岐にわたり、「話す」「読む」「書く」「言語知識」の四分野について問う問題であった。普段の定期テストなどと違った内容の出題であり、本質的な国語力が求められている。
1は、スピーチの内容をもとに語彙力と要約力を試す問題。2は手紙文の書き方の基本、接続詞の使い方を問う問題。3は自然描写の読み取りの問題。4は、文語文の読み取りの問題。5は電話でのやり取りの中で、伝達内容を吟味する問題。6は、インタビューを行う際の質問の仕方についての問題。7は、資料を読み取って文に表現することや、文章をある条件に従って書き換える問題。8は言語に関する問題。漢字の読み書き、同音異義語、言葉の意味、書写の問題、言葉の呼応に関する問題、敬語の知識を問う問題など、幅広く出題された。
国語Bは、Aに比べ難易度が高かった。文章表現力を試す問題が多く出題された。
1は資料(文章・写真)を読み取り、自分の考えを表現する問題。評価のポイントは、次のようなものとなる。1)条件を守っているか。2)筋道立ったまとまりのある文章が書けているか。3)自分なりの考えが書けているか。これには「想像力」なども必要とされる。2は小説を読み、それを基に表現する問題。特に小問三の設問についてはディベートの手法を使った問題であり、しっかりとした根拠に基づいた説得力のある「理由」が書けているかどうかがポイントとなる。3は情報の読み取りの問題。共通点を抜き出す読み方、相違点を抜き出す読み方、それぞれを試す問題である。
全体を通して総合的な国語力を求めており、コミュニケーション能力など生きていく上での必要な言語能力を試した問題である。得点の低かった生徒については、教科としての国語学習だけではなく、普段の自分の言葉の使い方も含めて見直す必要がある。