◆提供:家庭教師のトライ 教育情報センター
算数Aについては、大問7問、小問は全部で19問という構成。試験時間は20分のため、1問あたり1分で解答する必要がある。問題そのものは基本問題であり難問や奇問はない。丁寧に慌てずに解くことができていれば、十分に高得点が取れる内容である。点数が低かった児童は、単元の理解が浅い、あるいは勉強不足であると心得てしっかりと復習をする必要があるだろう。設問ごとの内容は以下の通り。
1は基本的な計算問題。ここでは、速く正確に解けたかどうかがポイント。2は図形の面積の特徴についての問題。3は数直線の目盛りの読み方。4は式から元になる文章題を選ぶ問題。文章から素早く式にすることができないと時間が取られる問題である。5は平行四辺形、三角形、円の求積。6は図形の角度に関する問題。7は一定の長さのひもを使って出来る様々な形の面積についての考察となっている。いずれも基礎的な問題。
算数Bについては、大問6問、小問は全部で14問という構成。試験時間は40分のため、1問あたり3分程度となる。算数Aと比べると、問題文そのものが長く、題意をどれだけの時間で理解できたかが得点に大きく影響を与えたと考えられる。単に問題文から式を立て、計算をして解答を出す、という流れの問題はなく、その解答になる理由を記述させたり、問題文から自分なりに状況を図にしながら考えて解答を導く問題がほとんどであった。普段から、文章が長く、題意をしっかり読み取ることが要求される問題を、粘り強く解くクセがついていない児童にとっては非常に厳しい問題であった。中には非常に低い得点となってしまった児童もいるかもしれない。得点が低かった児童については、今後の学習のやり方を見直す必要がある。本当に深く理解できているかどうか、また見たことのない問題に対して自力で解き切るような訓練を行えているかどうか、そもそも算数が嫌いになってしまっていないか。これらを早速確認してほしい。各問のポイントは以下の通り。
1は、様々な「長方形の面積を求める式」の中で正しい式を選ぶ問題。2は、四則演算の工夫をすることで複雑な計算を簡単にするという記述問題。普段から自分の考えを式だけでなく文章などで表現する力が問われている。3は、グラフから情報を正確に把握し、解答に結びつけられるかどうかがポイント。4は、ある買い物をする場面において割引の条件などを理解し解答する問題。割引の条件などを上手く整理できたかどうかがポイント。5は、ある地図の地形的な特徴を捉えて設問に答える問題。様々な図形の特徴を理解しているかどうかがポイント。6は、ある2人の数値的条件から、法則を導き出し、説明させる問題。数式や数値的な特徴から条件を推理する力と、それを説明する力が必要となる。