◆提供:家庭教師のトライ 教育情報センター
国語Aは大問10題、制限時間20分で解答する。幅広く「小学国語」の重要ポイントを出題している。設問ごとのポイントは以下の通り。
1は「漢字の読み・書き」の問題。“導く”“重ねる”“やく(焼く)”のような訓の読み書きができるかどうかがポイント。2は「接続語」の問題。前後の文がどのような関係でつながっているかを理解しているかどうかが問われている。3は「指示語」の問題。指示語が指し示している内容が、“本”のような単語の場合だけでなく、“お互いの考えを大切にすること”のような文の場合でも答えられるかどうかが問われている。4は「辞書の使い方」の問題。“読み方も部首も分からない”という条件から、“画数”に着目できるかどうかを見ている。5は「文の書き換え」の問題。2つの文に分けるときにどこで区切るかで、2つの内容を読み取れているかどうかを見ている。6は「情報の読み取り」の問題。普通の文章読解と異なり、与えられたメモから、その情報の特徴を抜き出せるかどうかが問われている。7は「話し方」の問題。“聞き手の立場に立った分かりやすさ”という想像力が試されている。8は「情報の取り出し」の問題。与えられた文章から、必要な情報のみを取り出せるかどうかが問われている。9は「内容の要約」の問題。与えられた文章から、要点をまとめることができるかどうかが問われている。単に大事な部分を抜き出すだけでは答えられない所がポイント。10は「心情の読み取り」の問題。“村人が”どう感じているかということと、文中に“かわいそう”という言葉がなくても答えられるかどうかがポイント。
国語Bは大問4題、制限時間40分。Bでは基本的な国語の知識を問う問題ではなく、コミュニケーション力、資料の読み取り能力、人の書いた文章の評価、情報社会に対応が出来る読解力などを見ている。すなわち、社会で生きていくために必要な「国語力」を調査する内容となっており、本物の国語力が身に付いていなければ高得点は望めない内容となっている。難易度はやや難。設問ごとの内容は以下の通り。
1は「話し合いの活動=口頭による表現」についてのコミュニケーション力を試している。集団の中で意見を出し合って物事を決めていくプロセスを理解できるかどうかがポイント。2は文章やグラフなどの資料を読み取り、それを基に自分の考えを表現できるかどうかを試す。特に(2)の記述説明問題については差が出たのではないか。評価ポイントとしては、1)字数制限などの条件を守っている。2)筋道だったまとまりのある文章が書けている。3)自分の経験に基づいた自分なりの考えが書けている、などである。
3は、他の人が書いた感想文を読み、その良さを評価するという問題であった。人が書いた文章をただ読み取るだけではなく、良い点を見つけることができるかがポイントである。4は、情報を正確に読み取ることができるかどうか、また尊敬語と謙譲語の区別などが正しくできるか、などもポイントとなっている。