2004参院選

年金「だめ」なら投票


民主・岡田克也代表



 ――最大の争点は。

 国民にとって身近で切実な年金だ。国会での強行採決など与党の強引な手法、不誠実な説明があり、中身にも問題がある。国民の7割以上が再検討を求めている。民主党に勝たせていただければ、年金の抜本改革の余地が出てくることをしっかりと訴えたい。イラク戦争、小泉改革の3年間の総括も大事だ。

 ――最近の国政選挙では投票率が低下しています。

 政治への失望感、不信が大きいので、争点を明確にして、関心を持っていただける選挙にする責任が政党にはある。同時に、国民が動かないことには政治は絶対に変わらない。年金制度も「これでだめだ」と考えるならば、ぜひ投票に行っていただきたい。

 ――目標議席は。

 自民党以上の議席を取るのが唯一の目標だ。そうでなければ、次の総選挙での政権交代が難しくなる。

 ――目標に達しなかったときの責任は。

 責任は自分で決めるものではない。皆さんが取れというなら責任は取る。

 ――マニフェスト(政権公約)で「岡田色」は出せましたか。

 なるべく「ネガティブ」(こうするべきでないという表現)ではなく、「ポジティブ」(こうしていこうという前向きな表現)で書いた。教育にも力を入れ、農業再生プランや地方分権も盛り込んだ。結果的に1人区対策にもなると思う。

 ――小泉内閣の支持率が高いのはなぜでしょう。

 「自民党をぶっ壊す」と言った最初の強烈な印象が残っているのではないか。今までの自民党のリーダーと比べると、悪いことはしそうにないという印象もあると思うが、内閣総理大臣は非常に重い決断をしなくてはならない。果たして小泉さんにその覚悟があるのか。そういう視点で見てもらうためにも、国会での党首討論は月2回必ずやる、ということを小泉首相に提案したい。

 ――岡田代表になって民主党への女性の支持率が上がったと言われます。

 (理由は)わからない。ただ、30代、40代の方には「頑張ってください」と真剣に言われることが多い。

(朝日新聞2004年6月19日朝刊紙面)


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