2004参院選

■ 6党の党首 第一声 ■
自民党
自民・小泉首相第一声
自民・小泉純一郎総裁
経済安定へ改革進める

 小泉内閣の実績をみなさんに判断してほしい。3年間、改革なくして成長なしの言葉の下に改革を進めてきた。最近は年金が大きな関心事。政権交代のたびに制度が変わっては、迷惑を受けるのは国民だ。だから、3党で複雑な年金制度の一元化を含んだ社会保障全体を見直す協議に入ることを約束した。給付と負担のバランスのとれたしっかりした制度が必要だ。

 日米関係の強化と、国際協調との両立が外交の基本。北朝鮮には、核放棄で得られる利益が大きいことを強調してきた。敵対関係を友好関係にしていきたい。

 イラクで日本が参加する多国籍軍は、湾岸戦争の多国籍軍とは性格が全く違う。自衛隊は日本の指揮下に入り、活動は非戦闘地域に限る。日本にふさわしい支援をする。

 経済に明るい兆しが出てきた。自民党は最も幅広い層から支持を受けている国民政党だ。明るい兆しを後退させないよう、大きな木に育てていくのが小泉内閣の責任だ。政治の安定なくして、経済の安定もない。 (東京・渋谷駅前で)

民主党
民主・岡田代表第一声
民主・岡田克也代表
年金法撤回のチャンス

 いい加減な小泉首相に、はっきりノーと言うチャンスが来た。年金改革法を白紙撤回させて抜本的な改革を成し遂げるチャンスが参院選だ。ストップ・ザ・小泉、ストップ・ザ・自公政権だ。

 年金改革法は中身もひどいが、やり方も我慢できない。政府に給付を5割を保障すると言われれば、だれもがいつまでも保障されると思うだろう。しかし、最初の65歳は5割でも、75歳、85歳となると、4割台に減っていく。共働きや独身者は5割もらえない。出生率1.29も、法案が通ってから出てきた。後出しジャンケンだ。年金は国民一人ひとりにとって最後の砦(とりで)なのに、小泉首相のやり方は誠意を欠いている。

 イラク問題も同じだ。自衛隊が多国籍軍に参加する。憲法の根幹にかかわる問題だ。私たちは官邸に行き「国会に小泉首相が出てきて国民にしっかり説明すべきだ」と申し入れたが、拒否された。大事な問題は国会できちんと議論していく政治に戻さなければならない。 (東京・新宿駅前で)

公明党
公明・神崎代表第一声
公明・神崎武法代表
連立、しっかりかじ取り

 21世紀の日本の針路を決める重要な選挙だ。景気回復・経済再生のためにどう頑張るか。少子高齢化の中で安定した社会保障改革をどう進めるか。世界の中の日本としていかに国際貢献の責務を果たしていくかが問われる。先送りせず責任ある対応をする。

 年金改革では、最も大事な給付と負担の抜本的見直しを行い、安定した制度の持続に道筋をつけることができた。他党に先駆けて具体案を出し年金改革をリードした。

 多国籍軍参加でも活動の実態は変わらない。小泉首相に4条件を突きつけ了解をもらった。公明党が連立政権でしっかりかじ取りをしている。

 一方、民主党の政策はくるくる変わっている。昨年の衆院選で躍進したが結局、55年体制下の対決型の国会に戻った。議論よりも激突で国民の視点が忘れられている。

 昨年秋の衆院選で約束した100項目のうち、すでに31項目が達成もしくは大きく前進した。マニフェストの実現力で、ナンバーワンの政党であると自負している。 (埼玉・大宮駅前で)

共産党
共産・志位委員長第一声
共産・志位和夫委員長
生活・平和の重大な岐路

 暮らしでも平和でも日本の針路にかかわる重要な問題の行方を左右する歴史的な選挙となった。自民・公明連合、民主党、日本共産党、この三つの流れの中でどの流れが伸びたら、皆さんの願いがかなうのか、見極めて選んでいただきたい。

 自民・公明連合は数の力で年金改悪法を強行した。どの調査を見ても国民の7、8割は反対している。法律が通ったからといって実施を認めるわけにはいかない。年金改悪法を通した勢力に、この選挙で厳しい審判を下していこうではないか。

 消費税増税反対を唯一公約に挙げているのが共産党だ。安心して消費税反対の一票を投じていただきたい。平和の問題も重大な焦点。多国籍軍への自衛隊参加の問題は憲法で説明がつかない。

 9条改憲にむけて自公民が競い合っている。歯止めを取り払って米国と一緒に海外で戦争ができる国に作り替えることに最大の問題がある。9条は先の戦争の耐え難い経験を踏まえた日本国民の宝であり、アジアの人々の共同の宝だ。 (大阪駅前で)

社民党
社民・福島党首第一声
社民・福島瑞穂党首
暴走政治食い止めたい

 社民党は平和をつくる。ともに生きられる社会をつくる。社民党に力をください。国民の気持ちを無視し、踏みにじる、国民不在の年金法や、多国籍軍の参加を行う暴走政治を一緒に食い止めていこう。戦争を止めることができるのは社民党だけだ。

 国会では年金法が強行採決で成立した。出生率低下を隠し、うそばかりつくやり方では、国民は信頼できない。

 多国籍軍の参加を決めたのはとんでもないことだ。戦場に若者を送らない。これが戦後の日本の選択だった。祖父母や両親の世代で平和憲法を勝ち取った。若者を戦争の被害者や加害者にしない。それが日本の出発点だった。いまイラクは戦場だ。憲法が変わっていないにもかかわらず、小泉首相は独断でブッシュ米大統領に(多国籍軍参加を)約束し、既成事実をつくって、若者を戦場に送ろうとしている。こんなひどい政治の暴走をやめさせる。

 また、私たちは男女、子供、高齢者がともに生きられる社会を皆さんとつくる。 (横浜駅西口で)

みどりの会議
みどり・中村代表委員第一声
みどりの会議・中村敦夫代表委員
大国主義、日本に合わぬ

 普通の人々が共闘して政治をつくる新しい運動を始めなくてはならない。

 我々の考えかたの基本は、経済成長には限界があるということだ。(米国は)石油を確保する中で、まったくでたらめな理由で侵略戦争を開始したが、戦争に大義などない。特定利益のために侵略を支持する先にはなんの救いもない。

 大国主義は日本には合わない。小さくても質の高い共同体が、我々の目指す社会像だ。スロー、スモール、シンプルの三つの「S」が我々のモットーだ。 (東京・有楽町マリオン前で)

 
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